ワールド(3612)IPOのBB(ブックビルディング)は本日で締め切られましたが、再上場の大型IPOなので、かなり警戒されているようです。
また、ワールドIPOは人気を集めそうなフロンティア・マネジメントIPOとの同時上場というだけでなく、IPOの地合い自体が悪化していることも懸念材料です。
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ワールドIPOの仮条件
2,900円~3,200円
ワールドIPOの仮条件は、想定価格の3,630円を大幅に下回るレンジで設定されています。ワールドIPOは、新規承認時から不安材料が多かったので、仮条件の下振れも予想通りですが、それにしても超弱気な仮条件ですね。
ちなみに、ワールドIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は671.3億円から591.7億円にダウンしますが、それでも重く感じます。
ワールドIPOの初値予想
2,900円→2,755円 (公開価格比:-145円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:3,730円~4,000円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:3,200円~3,600円)
(※大手予想会社の初値予想第三弾:2,900円~3,200円)
ワールドIPOは、規模(吸収金額591.7億円)が大きいだけでなく、IPOで人気になりにくい再上場案件なので、かなり厳しいと言わざるを得ません。
上場市場が東証1部に決まれば一定の買い需要は見込めますが、それでも公開価格を割れる可能性が極めて高いと思います。
ワールドIPOの幹事団
主幹事証券 | 野村證券 |
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幹事証券 | SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 SBI証券 カブドットコム証券 |
ワールドIPOは大型で当選枚数も多いので、主幹事の野村證券だけでなく、平幹事のSMBC日興証券などにもチャンスがありそうです。
ただ、ワールドIPOは公開価格を割れる可能性が高いので、当選欲しさに手を出すと痛い目に合いそうですね。
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