ザイマックス・リート投資法人(3488)IPOのBB(ブックビルディング)が、明日(1月30日)から始まります。
ザイマックス・リート投資法人IPOは、REIT(リート)IPO第一弾のCREロジスティクスファンド投資法人IPOと同じく主幹事がSMBC日興証券で、規模も同程度ですが、注目度では少し劣る感じです。
2月は、世紀が上場中止になってしまったので、REIT(リート)IPOが連続で新規上場することになります。REIT(リート)IPOは、初値が跳ねる可能性は低いと思いますが、それでも少しでも良い初値を付けて、その後のIPOにつなげてほしいですね。
ザイマックス・リート投資法人(東証リートIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ザイマックス・リート投資法人 |
コード | 3488 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 野村證券 |
上場日 | 2月15日 |
仮条件決定日 | 1月29日(100,000円~105,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 1月30日から2月5日まで |
公開価格決定日 | 2月6日(10.5万円に決定) |
申込期間 | 2月7日から2月13日まで |
公募 | 209,905口 |
売出し | 0口 |
OA | 10,495口 |
吸収金額 | 220億円 |
時価総額 | 212.9億円 |
想定価格 | 100,000円→公開価格:105,000円 |
初値価格 | 104,000円 |
ザイマックス・リート投資法人IPOの事業内容
ザイマックス・リート投資法人は、ザイマックスグループの不動産マネジメントに関する知見とノウハウを最大限活用できるオフィスや商業施設及びホテルを主用途とする物件への重点投資を通じ、中長期にわたる運用資産の着実な成長と安定した収益の確保を実現し、投資主価値の最大化を目指しています。
また、ザイマックス・リート投資法人はザイマックスグループが長期にわたって良好に物件管理を行ってきた物件を中心に、ザイマックスグループの価格交渉能力及びソーシング能力を活用した取得予定資産の取得を予定しています。
ザイマックス・リート投資法人IPOの上場時ポートフォリオ
(※画像クリックで拡大)
ザイマックス・リート投資法人の平均NOI利回りは、上記のように6.0%と高めなので、一定の評価を得られそうです。
ザイマックス・リート投資法人のIPO評価
ザイマックス・リート投資法人IPOの吸収金額は、想定価格ベースで220億円なので、REIT(リート)としてはそれほど大きくありません。
ただ、スポンサーのザイマックスグループの知名度はそれほど高くなく、複合型リートというのも少し特色に欠ける気がします。
よって、ザイマックス・リート投資法人のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ザイマックス・リート投資法人IPOは、全体的にやや微妙な印象ですが、それでも初値は公開価格をやや上回ると予想しています。
ザイマックス・リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ザイマックス・リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。ちなみに、ネットから申し込めるのは主幹事のSMBC日興証券と幹事のみずほ証券の2社です。
SMBC日興証券 | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
野村證券 | ネット口座での取扱いなし |
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