オプティマスグループ(9268)IPOのBB(ブックビルディング)が、明日(12月8日)からスタートします。オプティマスグループIPOは、東証2部への新規上場で規模(吸収金額31.7億円)も大きいため、需給面に不安を感じます。
ただ、オプティマスグループIPOは今年最後のIPOになるので、少しでも良い形で締めくくって欲しいですね。
オプティマスグループ(東証2部IPO)IPOの基本情報
銘柄名 | オプティマスグループ |
コード | 9268 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 SBI証券 いちよし証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 12月26日 |
仮条件決定日 | 12月7日(1,710円~1,800円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月8日から12月14日まで |
公開価格決定日 | 12月15日(1,800円に決定) |
申込期間 | 12月18日から12月21日まで |
公募 | 270,600株 |
売出し | 1,340,600株 |
OA | 241,600株 |
吸収金額 | 31.7億円 |
想定価格 | 1,710円 |
初値価格 | 2,001円 |
オプティマスグループIPOの事業内容
オプティマスグループは、同社と子会社26社及び関連会社1社により構成されており、中古自動車輸出にかかわる貿易、物流、サービス及び検査に関する販売並びに役務提供を主たる業務としています。
売上の約6割を占める貿易事業では、日本においてオートオークション事業者より中古自動車を仕入れ、顧客である海外の現地ディーラーへ販売しています。
物流事業では、中古自動車の輸出に付随する物流業務をワンストップで担っており、顧客(現地ディーラー)の手間を省くと同時に、営業コスト等の削減にも努めています。
サービス事業では、ニュージーランドのディーラーなど事業者向け及び一般消費者向け事業を展開しており、ディーラーに対する債権回収補助業務や一般消費者向け自動車ローン事業をおこなっています。
検査事業では、中古自動車の輸出に必要な検査業務を行っており、ニュージーランドをはじめ12カ国へサービスを提供しています。
オプティマスグループIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
オプティマスグループIPOの利益は堅調に推移しているようです。ただ、売上が減少しているのは気になります。
オプティマスグループのIPO評価
オプティマスグループは、人気化しにくい東証2部案件で、規模(吸収金額31.7億円)の大きさも気になります。
また、中古自動車輸出事業も新鮮味に欠けますが、今年最後のIPOということで、ご祝儀的な買いが入る可能性はあるかもしれません。
よって、オプティマスグループのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。オプティマスグループIPOは、今年最後のIPOなので頑張って欲しいところですが、やはり需給面に不安があるため、公開価格を目安に初値形成すると予想しています。
オプティマスグループIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
オプティマスグループIPOのBB(ブックビルディング)は、今年最後ということで少しでも参加したいところですが、今のところ検討中です。ただ、SBI証券だけは例のごとくIPOチャレンジポイント狙いで申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
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みずほ証券 | BB不参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB不参加 |
カブドットコム証券 | BB不参加 |
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