IPO(新規公開株)の買い方は、抽選(ブックビルディング方式)と裁量の二通りになります。裁量は証券会社とのお付き合いなどが必要になるため、抽選に申し込んで当選したら購入というのが基本的な流れです。

IPO(新規公開株)の買い方

ブックビルディング方式の解説

ブックビルディング(BB)方式とは、幹事証券会社が仮条件(例えば9万円から10万円といった風に)を提示し、それに対して申し込んできた投資家の需要に応じて公募価格を決定することです。

IPO株を抽選でゲットするには、このブックビルディング期間内に抽選の申し込みを済ませなければなりません。また、ブックビルディングする際には仮条件の上限(例えば9万から10万なら10万)か成行で申し込むのが一般的です。

その後の抽選に当選するとIPO株を購入することが出来ます。購入期間は証券会社によってずれがありますので、当選した場合は購入期間をしっかりと確認し、間違っても購入忘れなどしないように気を付けてください。

裁量配分の解説

裁量配分とは、証券会社が優良顧客に対してIPO株を配分することです。裁量でIPO株を配分してもらうには、多額の投資資金を預ける、多額の手数料を落とす、担当営業マンの勧める商品を購入するなど、色々なお付き合いが必要になります。

また、裁量でIPO株を配分してもらうには担当者と直接やり取りをしなければならないため、ネット専用口座ではなく総合口座のような担当者のつく口座が必要になります。

投資資金が少ない方や初心者の方は裁量でIPO株を配分してもらうのは困難なため、まずはブックビルディング方式での抽選に専念するのが良いと思います。

ブックビルディングの申し込み期間と購入期間をしっかりと確認して、くれぐれも申し込み忘れや購入忘れしないように気を付けてください。

初心者の方にオススメのIPO証券会社ランキング