D&Mカンパニー(189A)IPOのBB(ブックビルディング)が、再来週の5月27日から開始されます。

D&Mカンパニーは医療機関等の経営に必要な資金、マネジメント、人材に関する支援をワンストップで提供しています。

D&Mカンパニーは直近のアストロスケールホールディングスから約1週間空けての新規上場なので、日程に問題はありませんね。

D&MカンパニーIPOのBBスタンスとIPO評価

D&Mカンパニー(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名D&Mカンパニー
コード189A(サービス業)
主幹事証券大和証券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
SBI証券
松井証券
ひろぎん証券
岡三証券
岡三オンライン
上場日6月11日
仮条件決定日5月23日(950円~1,000円に決定)
ブックビルディング期間5月27日から6月3日まで
公開価格決定日6月3日(1,000円に決定)
申込期間6月4日から6月7日まで
公募580,000株
売出し100,000株
OA102,000株
吸収金額7.8億円
時価総額21.1億円
想定価格1,000円→公開価格:1,000円
初値価格1,308円

D&MカンパニーIPOの事業内容

D&Mカンパニーは医療機関等に対する経営サポート事業として、経営診断により策定したアクションプランを実行するための資金支援、コンサルティング、人材支援といった各種サービスをワンストップで提供しています。

D&Mカンパニーの事業内容

F&I(ファイナンス&インベストメント)サービスでは、診療・介護報酬債権買取(ファクタリング)をはじめとし、リースなどを通して事業者等の必要な資金を継続的に支援しています。

D&Mカンパニーが提供する診療報酬・介護報酬債権ファクタリングは、顧客の有する診療報酬債権等を譲渡してもらうことで、受取までに通常2~3ヶ月かかる診療報酬等を早期現金化することができ、場面場面に応じた資金調達が実現できます。

債権買取スキーム

C&Br(コンサルティング&ビジネスリノベーション)サービスでは、医療・介護業界に特化しノウハウを蓄積したコンサルタントが、事業。組織改革、業務改革、M&Aなど、様々な課題解決を支援しています。

コンサルティング&ビジネスリノベーション

HR&OS(人材&アウトソーシング)サービスでは、医療・介護業界に特化した経営・管理者人材紹介に注力しながら経営を支援しています。

また、外国人紹介・アウトソーシングによる人材不足面の支援にも注力しています。

D&Mカンパニーの人材&アウトソーシング

D&MカンパニーIPOの事業系統図

D&Mカンパニーの事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. 借入金の返済資金

D&MカンパニーIPOの業績

D&Mカンパニーの業績

(※画像クリックで拡大)

D&MカンパニーIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。

D&MカンパニーのIPO評価

D&Mカンパニーはグロース市場への単独上場で、規模(吸収金額7.8億円)も小さいため、需給面は良好だと思います。

ただ、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が13万株あり、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。

事業面では、1法人(医療法人財団コンフォート)への依存度の高さが気になりますが、全体的には地味ながらも堅実な印象なので、事業面もそれなりの評価を得られそうです。

医療法人財団コンフォート

よって、D&MカンパニーのIPO評価はBが妥当だと考えています。D&MカンパニーIPOは公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。

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D&MカンパニーIPOの初値予想

D&MカンパニーIPOの初値予想は、仮条件決定後(5月23日以降)に追記させていただきます。

1,500円 (想定価格比:+500円)

(※大手予想会社の初値予想:1,700円~2,000円)

D&MカンパニーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

D&MカンパニーIPOのBB(ブックビルディング)は積極的に参加する予定です。

主幹事の大和証券を中心に、SBI証券松井証券などの平幹事も申し込むつもりです。

D&MカンパニーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB参加
みずほ証券BB参加
SBI証券BB参加
松井証券BB参加
ひろぎん証券口座なし
岡三証券BB不参加
岡三オンラインBB参加


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