エコモット(3987)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の6月2日から始まります。
エコモットIPOは、地方上場(札幌証券取引所アンビシャス市場)という点が少し気掛かりですが、単独上場で規模(吸収金額4.7億円)も小さいため、それなりの人気を集めそうです。
ただ、前日に新規上場するディーエムソリューションズIPOが初日値付かずになると、実質的な同時上場となるため、やや影響を受けるかもしれません。
エコモット(札証アンビシャスIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | エコモット |
コード | 3987 |
主幹事証券 | 岡三証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 上光証券 松井証券 SMBCフレンド証券 エイチ・エス証券 |
上場日 | 6月21日 |
仮条件決定日 | 5月31日(2,470円~2,730円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月2日から6月8日まで |
公開価格決定日 | 6月9日(2,730円に決定) |
申込期間 | 6月13日から6月16日まで |
公募 | 12,000株 |
売出し | 150,000株 |
OA | 24,000株 |
吸収金額 | 4.7億円 |
想定価格 | 2,500円 |
初値価格 | 4,195円 |
エコモットIPOの事業内容
エコモットは、IoTソリューションの企画及びこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発並びにクラウドサービスの運用・保守に関する業務をワンストップで提供するIoTインテグレーション事業を展開している企業です。
また、エコモットのインテグレーションソリューションは、独自のIoTプラットフォーム「FASTIO」をベースに提供されています。
エコモットは、融雪システム遠隔監視ソリューション「ゆりもっと」、建設情報化施工支援ソリューション「現場ロイド」、交通事故削減ソリューション「Pdrive」、自然災害の予兆を見える化する「災害検知ソリューション」など、IoTに関連した様々なソリューションを提供しています。
エコモットIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
エコモットIPOの売上高は右肩上がりで伸びていますが、利益は結構バラついていますね。
エコモットのIPO評価
エコモットIPOは、規模(吸収金額4.7億円)が小さく、IoTやクラウドというテーマ性もあるため、需給面は良好だと思います。
ただ、エコモットIPOは地方上場なので小型とまでは言い切れず、売出株の多さやVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も少し気になります。
よって、エコモットのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。エコモットIPOは、多少の懸念材料がありますが、IPOで人気のある事業内容なので、公開価格の2倍程度は狙えると予想しています。
エコモットIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
エコモットIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨む予定です。主幹事の岡三証券はもとより、IPO幹事常連のSMBC日興証券とSBI証券も必ず申し込むつもりです。また、穴場的な松井証券も秘かに期待しています。
岡三証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
上光証券 | 口座なし |
松井証券 | BB参加 |
SMBCフレンド証券 | ネットでの取扱いなし |
エイチ・エス証券 | BB参加 |
(注)SMBC日興証券とエイチ・エス証券は、札幌証券取引所(アンビシャス含む)に上場する銘柄の新規上場後の売買注文がインターネットから出来ず、電話のみなのでご注意下さい。
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