シンシア(7782)IPOのBB(ブックビルディング)が、今月末(11月30日)から(12月6日まで)スタートします。
シンシアIPOは、投資法人みらいIPOとの同時上場ですが、投資法人みらいはREIT(リート)IPOなので、あまり気にする必要は無いと思います。
また、シンシアIPOの主幹事はSBI証券なので、例のごとくIPOチャレンジポイントのボーダーラインや当選配分数などについて話題になりそうですが、ポイントを使う価値があるかは微妙ですね。
シンシア(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | シンシア |
コード | 7782 |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 東海東京証券 藍澤證券 岩井コスモ証券 極東証券 東洋証券 日本アジア証券 マネックス証券 水戸証券 |
上場日 | 12月16日 |
仮条件決定日 | 11月28日(1,940円~2,100円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月30日から12月6日まで |
公開価格決定日 | 12月7日(2,100円に決定) |
申込期間 | 12月9日から12月14日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 250,000株 |
OA | 50,000株 |
吸収金額 | 10.5億円 |
想定価格 | 2,100円 |
↑シンシアIPO主幹事のSBI証券↑
シンシアIPOの事業内容
シンシアグループは、シンシア及び連結子会社3社と非連結子会社2社で構成されており、コンタクトレンズの製造と販売を行っている企業です。
シンシアは、コンタクトレンズの中でも成長カテゴリーである、1日使い捨て、2週間交換、1ヶ月交換タイプといった使い捨てコンタクトレンズに注力し、自社ブランド「L-CON」シリーズを中心として事業を営んでいます。
さらに、シンシアは「L-CON POP」シリーズ、「Ultimate PEARL」シリーズ、「Select FAIRY」シリーズ、「Miche Bloomin’」シリーズ、「EYE BEAUTY」シリーズといった、数多くのおしゃれ用コンタクトレンズブランドを販売しています。
シンシアIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
シンシアIPOの売上は、概ね順調に推移しているようですが、利益には波がありますね。
シンシアのIPO評価
シンシアIPOは、それほど規模(吸収金額10.5億円)が大きくないため、需給面への影響は小さそうです。ただし、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株は少し気になります。
また、コンタクトレンズ事業には一定の需要があると思いますが、これといった特徴は感じられず、新鮮味に欠ける印象です。
よって、シンシアのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。シンシアIPOは、初値が公開価格を上回る可能性は高そうですが、若干の利益が得られる程度と予想しています。
シンシアIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
シンシアIPOのBB(ブックビルディング)は、前向きに参加するつもりです。特に、主幹事のSBI証券と100%完全抽選のマネックス証券は、チャンスがありそうなので、必ず申し込む予定です。
SBI証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
東海東京証券 | BB参加 |
藍澤證券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
極東証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネットでの取り扱い無し |
日本アジア証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB参加 |
水戸証券 | 口座なし |
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