インフォメティス(5030)IPOのBB(ブックビルディング)が翌週の4月8日に開始されます。

インフォメティスは電力利用効率を最適化するエナジー・インフォマティクス事業を展開しているエネルギーテック(EnergyTech)企業です。

※上場中止になりました!

インフォメティス

インフォメティス(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名インフォメティス
上場中止
コード5030(情報・通信業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
楽天証券
東海東京証券
いちよし証券
岩井コスモ証券
東洋証券
松井証券
マネックス証券
上場日4月25日
仮条件決定日4月6日
ブックビルディング期間4月8日から4月14日
公開価格決定日4月15日
申込期間4月18日から4月21日まで
公募1,040,000株
売出し2,695,400株
OA560,300株
吸収金額49.4億円
時価総額56.1億円
想定価格1,150円
初値価格上場中止

SBI証券[旧イー・トレード証券]

インフォメティスIPOの事業内容

インフォメティスはエネルギーデータを利活用することで、生活の質を向上させながらエネルギーの効率的利用を目指す企業向けにエナジー・インフォマティクス事業を展開しています。

インフォメティスはエネルギー関連データを独自のAIでエネルギー最適化・脱炭素に貢献する価値あるデータに加工したうえで提供するIoTデータプラットフォームを運営しています。

インフォメティスのIoTデータプラットフォーム

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インフォメティスの収益モデルは累積的・継続的な発生を見込むことが可能なリカーリング型の収益と、一時的な収益であるアップフロントで構成されています。

インフォメティスの収益モデル

インフォメティスの収益モデル

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IPOによる手取金の使途

  1. 当社グループの事業拡大のためには、脱炭素に貢献する新技術・事業開発が重要な戦略になるものと考えております。そのため、新技術・事業開発に関する費用
  2. 新技術・事業開発を迅速に実行していくためには、エネルギー領域とAI領域の両領域に精通するエンジニア等の専門人材を積極的に確保していくことが重要になるものと考えております。そのため、採用費及び人件費
  3. 人員増に必然的に伴う本社オフィス増床又はオフィス移転に関する費用
  4. 事業拡大を支えるためには、当社グループが販売する電力センサーの安定供給が必要となることから、電力センサーの製造に必要となる部品の安定確保のための費用
  5. 当社連結子会社であるInformetis Europe Ltd.への投融資資金を通じた欧州各国での新規事業に関する費用
  6. 財務体質の安定化を図るため、借入金返済に充当

インフォメティスIPOの業績

インフォメティスの業績

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インフォメティスIPOの売上はややバラついているものの概ね堅調に推移していますが、利益は連続赤字ですね。

インフォメティスのIPO評価

インフォメティスは欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されてはいますが、規模(吸収金額49.4億円)がやや大きく、売出株(2,695,400株)が多いのも気になります。

また、インフォメティスはエネルギーテックAI(人工知能)、IoTといったテーマ性のある事業を展開してはいますが、連続赤字というのが懸念材料です。

よって、インフォメティスのIPO評価はDが妥当だと考えています。インフォメティスIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想していますが、公開価格を割れる可能性もありそうです。

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インフォメティスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

インフォメティスIPOのBB(ブックビルディング)は今のところ検討中です。ただし、SBI証券だけは落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるので必ず申し込む予定です。

インフォメティスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB検討中
SBI証券BB参加
楽天証券BB検討中
東海東京証券BB検討中
いちよし証券BB検討中
岩井コスモ証券BB検討中
東洋証券ネット口座での取扱いなし
松井証券BB検討中
マネックス証券BB検討中

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