モイ(5031)IPOのBB(ブックビルディング)が来週の4月12日からスタートします。モイは若者に人気のライブ配信サービス「ツイキャス」を運営している企業です。
モイはストレージ王との同時上場になりますが、規模はどちらもさほど大きくないので、何とかなりそうですね。
モイ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | モイ |
コード | 5031(情報・通信業) |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券(委託含む) | 極東証券 岩井コスモ証券 アイザワ証券 東洋証券 エイチ・エス証券 むさし証券 水戸証券 松井証券 SBIネオトレード証券 |
上場日 | 4月27日 |
仮条件決定日 | 4月8日(430円~470円に決定) |
ブックビルディング期間 | 4月12日から4月18日 |
公開価格決定日 | 4月19日(470円に決定) |
申込期間 | 4月20日から4月25日まで |
公募 | 1,041,800株 |
売出し | 1,320,000株 |
OA | 354,200株 |
吸収金額 | 12.8億円 |
時価総額 | 61.9億円 |
想定価格 | 470円→公開価格:470円 |
初値価格 | 902円 |
モイIPOの事業内容
モイはユーザーがPC、スマートフォン、タブレット等からウェブブラウザや専用のアプリを使って、動画や静止画・音声をライブ配信することができる「ツイキャス」を運営しています。
ユーザーはライブ配信及びライブ配信の視聴を原則として無料で行うことができます。また、配信者はライブ収益機能を通して、ライブ配信を収益化することも可能です。
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「ツイキャス」は2010年のサービス開始以来、10代・20代前半の男女を中心にユーザーを獲得しており、2021年7月末時点の累積登録ユーザー数は3,360万に達しています。
モイが運営する「ツイキャス」の収益構造は、以下の3種類の売上から成り立っています。
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モイIPOの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- システムの機能強化及び安定的な稼働のためのインフラ費用
- 認知拡大・ブランディングのための広告宣伝費用
モイIPOの業績
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モイIPOの業績は急激に伸びているので、今後に期待できそうですね。
モイのIPO評価
モイはストレージ王との同時上場ですが、手の出しやすい価格で規模(吸収金額12.8億円)もさほど大きくないので、それでも需給面は悪くありません。
ただ、モイはVC(ベンチャーキャピタル)の保有株が多いのは気になります。
また、モイが運営している「ツイキャス」は知名度が抜群で業績も伸びているため、事業面でも注目されると思います。
よって、モイのIPO評価はBが妥当だと考えています。モイIPOは公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
モイIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
モイIPOのBB(ブックビルディング)は全力で臨む予定です。主幹事のSBI証券はもちろんのこと、岩井コスモ証券や松井証券などの平幹事もなるべく多く申し込むつもりです。
SBI証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
極東証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
アイザワ証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
エイチ・エス証券 | BB参加 |
むさし証券 | BB参加 |
水戸証券 | 口座なし |
松井証券 | BB参加 |
SBIネオトレード証券 | BB参加 |
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