大江戸温泉リート投資法人(3472)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の8月16日から(19日まで)開始されます。
REIT(リート)IPOはこのところ不調ですが、温泉という目新しさと大江戸温泉物語グループというネームバリューは強みですね。
大江戸温泉リート投資法人(東証リートIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 大江戸温泉リート投資法人 |
コード | 3472 |
主幹事証券 | 野村証券 SMBC日興証券 |
幹事証券 | |
上場日 | 8月31日 |
仮条件決定日 | 8月15日(90,000円~93,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 8月16日から8月19日まで |
公開価格決定日 | 8月22日(93,000円に決定) |
申込期間 | 8月23日から8月26日まで |
公募 | 174,200口 |
売出し | 0口 |
OA | 8,710口 |
吸収金額 | 182.9億円 |
想定価格 | 100,000円 |
大江戸温泉リート投資法人IPOの事業内容
大江戸温泉リート投資法人IPOは、日本で初めて温泉・温浴関連施設を重点的な投資対象とし、投資主価値の継続的かつ安定的な向上を目指しています。
また、大江戸温泉リート投資法人IPOは、大江戸モデルという事業ノウハウを有する大江戸温泉物語グループからのスポンサーサポートを最大限に活用しながら、相互成長を目指しています。
ちなみに、大江戸モデルとは、効率的なオペレーション、集客を最大化するマーケティング、顧客目線のサービスなどが、主な特徴として挙げられます。
(※画像クリックで拡大)
大江戸温泉リート投資法人IPOの平均鑑定NOI利回り7.0%(平均償却後鑑定NOI利回り5.1%)というのは、可もなく不可もなくといったところです。
ちなみに、NOI利回りとは不動産物件の収益力の指標で、数値が高いほど収益率も高くなります。
大江戸温泉リート投資法人のIPO評価
大江戸温泉リート投資法人IPOは、スポンサーが大江戸温泉物語グループという点で知名度抜群です。また、日本で初めて投資対象が温泉施設という点を初物と捉えれば、プラス要素になりそうです。
しかし、大江戸温泉リート投資法人IPOはデファクトスタンダードIPOとの同時上場なので、資金分散の影響を受けるかもしれません。
よって、大江戸温泉リート投資法人のIPOはCが妥当だと考えています。大江戸温泉リート投資法人IPOは、いまのところ公開価格を若干上回る初値が付きそうです。
ただ、REIT(リート)IPOは初値が高騰する可能性は低いので、その点を頭に入れて参加する必要があります。⇒(REIT(リート)IPOとは?)
大江戸温泉リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大江戸温泉リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)は、ネットから申し込めるのがSMBC日興証券だけなので、とりあえず参加する予定です。
野村証券 (主幹事) | ネット申込み不可 |
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SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
SMBC日興証券は、ネットからリートIPOにも申し込めるので、IPO投資には欠かせない証券会社です。
9月以降のIPOが続々と新規承認され始めたので、早めに口座開設してIPO後半戦に備えましょう。