ベイカレント・コンサルティング(6532)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の16日(22日まで)からスタートします。
ベイカレント・コンサルティングは、9月一発目のIPOなので期待したいところですが、規模が大きくて厳しそうな気配ですね。
ベイカレント・コンサルティング(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ベイカレント・コンサルティング |
コード | 6532 |
主幹事証券 | 野村証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 9月2日 |
仮条件決定日 | 8月12日(2,100円~2,360円に決定) |
ブックビルディング期間 | 8月16日から8月22日まで |
公開価格決定日 | 8月23日(2,100円に決定) |
申込期間 | 8月25日から8月30日まで |
公募 | 50,000株 |
売出し | 11,680,400株 |
OA | 1,759,500株 |
吸収金額 | 318.4億円 |
想定価格 | 2,360円 |
ベイカレント・コンサルティングIPOの事業内容
ベイカレント・コンサルティングは、企業の経営・業務・ITに関する知見を有するコンサルタントを擁し、幅広い業界に渡って企業の政略立案から課題解決・実行までをワンストップで提供することで、企業価値の最大化を支援する総合コンサルティングファームです。
ベイカレント・コンサルティングの主たるサービス内容は、(1)戦略・ビジネスプロセスコンサルティング、(2)ITコンサルティング、(3)システムインテグレーションの3つです。
ベイカレント・コンサルティングIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ベイカレント・コンサルティングIPOの業績は、途中で吸収合併しているために分かりづらいですが、2017年2月期は増収増益の見通しなので、まずまずといった印象です。
ベイカレント・コンサルティングのIPO評価
ベイカレント・コンサルティングは、LINE(3938)IPO、コメダホールディングス(3543)IPOに続いて、今年三番目に大きな(吸収金額318.4億円)IPOです。
しかも、ベイカレント・コンサルティングは、公募株50,000株に対して売出株11,680,400株という売出株の多さが大きな懸念材料です。
また、ベイカレント・コンサルティングは、総合コンサルティングファームというだけあって、あらゆるコンサルティングを手掛けているようですが、これといった特色も見当たりません。
よって、ベイカレント・コンサルティングのIPO評価はDが妥当だと考えています。ベイカレント・コンサルティングIPOは、規模の大きさと売出株の多さから、公開価格を割れる可能性があり、積極的に参加する必要はないと思います。
ベイカレント・コンサルティングIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ベイカレント・コンサルティングIPOのBB(ブックビルディング)は基本的に見送る予定ですが、IPOチャレンジポイント狙いでSBI証券だけは申し込むつもりです。⇒(SBI証券のIPOチャレンジポイント解説)
野村証券 (主幹事) | BB不参加 |
---|---|
SMBC日興証券 | BB不参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
カブドットコム証券 | BB不参加 |
9月以降のIPOが続々と新規承認されていますので、今のうちに新たな証券口座を準備しておきましょう。