カドス・コーポレーション(211A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の7月2日からスタートします。

カドス・コーポレーションは土地の特性に合わせた最適な事業プランの提案から店舗の設計施工やテナント企業の出店までをトータルプロデュースしています。

カドス・コーポレーションは直近のPRISM BioLabから2週間以上空けての新規上場になるので、日程には恵まれていますね。

カドス・コーポレーションIPOのBBスタンスとIPO評価

カドス・コーポレーション(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名カドス・コーポレーション
コード211A(建設業)
主幹事証券SMBC日興証券
幹事証券(委託含む)野村證券
大和証券
SBI証券
東海東京証券
ひろぎん証券
大和コネクト証券
上場日7月18日
仮条件決定日7月1日(2,850円~2,900円に決定)
ブックビルディング期間7月2日から7月8日まで
公開価格決定日7月9日
申込期間7月10日から7月16日まで
公募198,000株
売出し232,000株
OA64,500株
吸収金額14.1億円
時価総額27億円
想定価格2,850円
初値価格初値決定後に追記

SMBC日興証券 オンライントレード

カドス・コーポレーションIPOの事業内容

カドス・コーポレーションは土地活用の提案から設計・施工までをトータルプロデュースするために、建設事業と不動産事業を2つの柱として事業展開しています。

建設事業では、山口県・広島県を中心に主として流通店舗の設計施工を行っています。

土地オーナーとテナント企業を引き合わせ、双方のニーズをつなげることで建築工事の受注に結び付けるビジネスモデルを「カドスLANシステム」と呼び、これにより土地の特性に合わせた最適な事業プランの提案から店舗の設計施工、テナント企業の出店までをトータルプロデュースしています。

テナント属性別新築完工件数

不動産事業では、土地オーナーとテナント企業の間に入り、双方のニーズをつなぎ合わせることで土地オーナーとテナント企業のマッチングを促進させ、店舗施工の受注成約率を高めるとともに、自社にとって長期安定収入となる不動産収入を得ています。

また、中古の店舗・事務所・ビル等を取得し、必要な改装等を施したうえでの賃貸、出店を予定している企業と土地オーナー間の不動産売買の仲介、保有設備である太陽光発電システムによる売電なども行っています。

カドス・コーポレーションIPOの事業系統図

カドス・コーポレーションの事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. 不動産事業において使用する賃貸用不動産の取得・建築に係る設備資金に充当
  2. 借入金の返済資金として充当

カドス・コーポレーションIPOの業績

カドス・コーポレーションの業績

(※画像クリックで拡大)

カドス・コーポレーションIPOの業績は横ばいで、あまり成長性は感じられませんが、概ね堅調に推移しているようです。

カドス・コーポレーションのIPO評価

カドス・コーポレーションは単独上場で、規模(吸収金額14.1億円)もそれほど大きくないため、需給面は悪くありません。

また、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株は見当たらず、上位株主には価格による解除条項なしで180日間のロックアップが掛かっているのも好印象です。

さらに、PBRは想定価格ベースで1倍を割れているため割安感もあります。

ただ、建設セクターはIPOで人気になりにくく、山口県に本社を置く地方企業でもあるため、全体的に地味な印象は否めません。

よって、カドス・コーポレーションのIPO評価はCが妥当だと考えています。カドス・コーポレーションIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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カドス・コーポレーションIPOの初値予想

カドス・コーポレーションIPOの初値予想は、仮条件決定後(7月1日以降)に追記させていただきます。

2,950円 (想定価格比:+100円)

カドス・コーポレーションIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

カドス・コーポレーションIPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただし、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込みます。

カドス・コーポレーションIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SMBC日興証券 (主幹事)BB検討中
野村證券BB検討中
大和証券BB検討中
SBI証券BB参加
東海東京証券BB不参加
ひろぎん証券口座なし


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