GENDA(9166)IPOとクオルテック(9165)IPOは、本日(7月28日)東証グロース市場へ同時上場しましたが、残念ながらどちらも初値が公開価格を割れてしまいました。
ナレルグループとトライトの初値も公開価格を割れていたので嫌な感じはしていましたが、やはり今の地合いだと投資ファンドのイグジット(出口)案件は厳しかったようです。
GENDA(9166)IPOの株価チャート(7月28日)
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GENDAは売り気配で始まり、9時12分に幹事証券の引受価格と同値の1,637円で初値形成した後、すぐに公開価格の1,770円を奪回し、その後も値を上げながらストップ高の2,037円に張り付いて取引きを終えています。
GENDAは初値こそ残念な結果となってしまいましたが、全体的には良い形で上場初日を終えましたね。
クオルテックIPOの株価チャート(7月28日)
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クオルテックIPOは売り気配で始まり、9時15分に幹事証券の引受価格と同値の2,336円で初値形成した後、すぐに公開価格の2,540円を奪回しましたが、その後に急落して2,400円前後を推移しながら2,397円で取引きを終えています。
クオルテックIPOは一瞬だけ逃げ場がありましたが、全体的には低調であまり見せ場もなく上場初日を終えています。
GENDAとクオルテックの初値はどちらも公開価格割れでしたが、その後は明暗がハッキリと分かれる形となったので、週明けの株価推移も注目です。
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