本日、三井住友フィナンシャルグループ(8316)とSBIホールディングス(8473)が戦略的な資本・業務提携に関する基本合意を締結したと発表されました。
三井住友フィナンシャルグループにはSMBC日興証券が属しており、SBIホールディングスにはSBI証券とSBIネオモバイル証券が属しているため、今後のIPOにも影響を及ぼしそうです。
三井住友フィナンシャルグループ(8316)とSBIホールディングス(8473)は28日、戦略的な資本・業務提携に関する基本合意を締結したと発表した。
三井住友FGがSBI傘下のSBIネオモバイル証券(東京・港)の発行済み株式総数の20%を取得するほか、SBIの子会社が設立するデジタル分野の企業に投資する新ファンドにも出資する。両社は将来的な資本提携も視野に引き続き具体策を協議する。
SBIグループとSMBCグループによる戦略的資本・業務提携に関する基本合意のお知らせによると、今後、SBI証券及びSBIネオモバイル証券並びにSMBCグループは、各社の有する幅広い顧客基盤や金融商品・サービスの活用等を通じ、新たな資産形成の機会と多様化するニーズに応えるサービスの提供等について検討していくそうです。
ゆくゆくは、SMBC日興証券が主幹事を務めるIPOをSBIネオモバイル証券が取り扱う可能性もありそうですね。
また、SBIHD及びSBI証券並びにSMBC日興証券は、それぞれのシステム子会社における提携を検討し、人材交流及びノウハウの共有を通じ、両社の証券システムの一層の内製化・共通化に向けて検討を開始するそうです。
今後は、SMBC日興証券が主幹事を務めるIPOではSBI証券の配分比率が高まり、反対にSBI証券が主幹事を務めるIPOでは、SMBC日興証券の配分比率が高まるなんてこともありそうですね。
さらに、SMBC日興証券とSBI証券が共同で主幹事を務めるIPOも増えるかもしれません。
まだ詳細は分かりませんが、SMBC日興証券とSBI証券はIPOの取扱銘柄数がトップクラスの証券会社なので、ますますIPO投資で重要な証券会社になりそうですね。
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