紀文食品(2933)IPOのBB(ブックビルディング)が、明後日(3月24日)から始まります。紀文食品は、すでに上場していても全くおかしくない超有名な食品メーカーです。
紀文食品はIPOラッシュ中の新規上場になりますが、前後のIPOと若干間隔を空けての単独上場なので、日程には恵まれている方ですね。
紀文食品(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 紀文食品 |
コード | 2933(食料品) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 大和証券 SMBC日興証券 SBI証券 極東証券 エース証券 マネックス証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 4月13日 |
仮条件決定日 | 3月22日(1,060円~1,160円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月24日から3月30日まで |
公開価格決定日 | 3月31日(1,160円に決定) |
申込期間 | 4月2日から4月7日まで |
公募 | 3,000,000株 |
売出し | 1,144,000株 |
OA | 621,600株 |
吸収金額 | 62.4億円 |
時価総額 | 290.9億円 |
想定価格 | 1,310円→公開価格:1,160円 |
初値価格 | 1,271円 |
紀文食品IPOの事業内容
紀文食品は、自社、連結子会社14社(国内7社、海外7社)、非連結子会社1社(国内1社)、持分法適用関連会社3社(国内1社、海外2社)で構成されており、国内食品事業、食品関連事業、海外食品事業を展開しています。
国内食品事業では、日本国内において水産練り製品、惣菜、水産珍味類等の食品の製造販売及び水産練り製品の原材料となるすり身及び水産練り製品等の水産品、農畜産品の輸出入と国内仕入販売を行っています。
食品関連事業では、チルド食品の国内物流を核に、荷主から物流を一貫して請け負う3PL(サードパーティ・ロジスティクス)ビジネス及び複数の顧客と同社が車両を共有して配送する共同配送事業等を展開しています。
海外食品事業では、海外において水産練り製品等の食品の製造販売及び水産練り製品やすり身等の農畜水産品の輸出入及び仕入販売を行っています。
紀文食品IPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 既存商品生産設備の更新及び新規商品生産設備の新設費用
- 当社連結子会社への投融資
紀文食品IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
紀文食品IPOの業績は、東証1部らしく概ね堅調に推移していますね。
紀文食品のIPO評価
紀文食品は東証1部への単独上場で、規模(吸収金額62.4億円)も東証1部にしては小さいため、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株(37万株)がありはしますが、それでも需給面は悪くありません。
また、食品事業はIPOで人気とは言えませんが、紀文食品は誰もが必ず食べたことがある知名度抜群の食品メーカーなので、それでも注目されそうです。
よって、紀文食品のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。紀文食品IPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
紀文食品IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
紀文食品IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。主幹事のみずほ証券はもとより、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事も申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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野村證券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
極東証券 | 口座なし |
エース証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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