三菱地所物流リート投資法人(3481)IPOのBB(ブックビルディング)が、今月末の8月31日から開始されます。
三菱地所物流リート投資法人IPOは、三菱地所がスポンサーなので、スポンサー力に問題はありません。
ただ、REIT(リート)IPOは通常のIPOと異なり、初値で大きな利益が得られるというものではないので、過度な期待は禁物だと思います。
三菱地所物流リート投資法人(東証リートIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 三菱地所物流リート投資法人 |
コード | 3481 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 みずほ証券 野村證券 |
上場日 | 9月14日 |
仮条件決定日 | 8月30日(250,000円~260,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 8月31日から9月5日まで |
公開価格決定日 | 9月6日(260,000円に決定) |
申込期間 | 9月7日から9月12日まで |
公募 | 198,000口 |
売出し | 0口 |
OA | 8,000口 |
吸収金額 | 515億円 |
想定価格 | 250,000円 |
初値価格 | 274,000円 |
三菱地所物流リート投資法人IPOの事業内容
三菱地所物流リート投資法人は、物流施設を主な投資対象として、日本最大級の総合デベロッパーである三菱地所株式会社と、豊富な運用実績を有する不動産アセットマネージャーである三菱地所投資顧問株式会社の強みをハイブリッド活用し、質の高いポートフォリオの構築と着実かつ安定的な資産運用を図り、投資主価値の最大化を目指しています。
また、三菱地所物流リート投資法人は三菱地所グループの総合力を活かして、物流施設事業を取り巻く環境の変化に適応することによって、物流プラットフォームの一翼を担うとともに、人々の生活を支える物流機能の発展に貢献することを基本理念に掲げています。
三菱地所物流リート投資法人のポートフォリオ
三菱地所物流リート投資法人は、物流施設8物件(内、取得済資産1物件)、取得(予定)価格合計708億円を上場時ポートフォリオとし、長期安定的なポートフォリオの構築を目指します。
また、三菱地所物流リート投資法人の平均鑑定NOI利回りは、4.9%とまずまずの数値になっています。
三菱地所物流リート投資法人のIPO評価
三菱地所物流リート投資法人は、三菱地所グループが全面的にバックアップしているので、スポンサー力は抜群だと思います。
また、三菱地所物流リート投資法人は株式会社日本格付研究所(JCR)から、長期発行体格付:AA-(格付の見通し:安定的)を取得している点もプラス要素です。
ただ、昨年からREIT(リート)IPOの初値はイマイチで、REIT(リート)の地合いも好調とは言えません。
よって、三菱地所物流リート投資法人のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。三菱地所物流リート投資法人は、公開価格をわずかに上回ると予想していますが、公開価格を割れる可能性もあるため、無理してまで参加する必要は無いと思います。
三菱地所物流リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
三菱地所物流リート投資法人IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ長期保有も視野に入れて、前向きに参加するつもりです。
ちなみに、三菱地所物流リート投資法人IPOにネットから申し込めるのは、主幹事のSMBC日興証券と大和証券の2社だけのようです。
ただ、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が共同主幹事になっているので、カブドットコム証券が委託幹事になるかもしれませんね。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | ネット口座での取扱いなし |
大和証券 | BB参加 |
みずほ証券 | ネット口座での取扱いなし |
野村證券 | ネット口座での取扱いなし |
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