すららネット(3998)IPOのBB(ブックビルディング)が、月末の11月30日から開始されます。すららネットIPOは4社同時上場なので、多少なりとも資金分散の影響を受けそうです。
ただ、本日同時上場したクックビズIPOは初値形成後にストップ高、幸和製作所IPOとポエックIPOは初日値付かずになったことから、投資家の初値買い意欲は相変わらず高そうなので、それでも何とかこなせそうな気もします。
さらに、すららネットIPOは規模(吸収金額5.3億円)が小さいので、本日初日値付かずになったポエックIPOのように、買いが集中するかもしれませんね。
すららネット(東証マザーズIPO)IPOの基本情報
銘柄名 | すららネット |
コード | 3998 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 岩井コスモ証券 マネックス証券 |
上場日 | 12月18日 |
仮条件決定日 | 11月28日(1,900円~2,040円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月30日から12月6日まで |
公開価格決定日 | 12月7日(2,040円に決定) |
申込期間 | 12月8日から12月13日まで |
公募 | 110,000株 |
売出し | 115,000株 |
OA | 33,700株 |
吸収金額 | 5.3億円 |
想定価格 | 2,040円 |
初値価格 | 4,345円 |
すららネットIPOの事業内容
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念に掲げ、eラーニングによる教育サービスの提供と、その運用コンサルティングサービスの提供を行う事業を展開しています。
すららネットは、主に小学校・中学・高校生を対象としている学習塾や学校等に対して、オンライン学習教材「すらら」サービスの提供を行っています。
「すらら」サービスとは、小学校低学年から高校生の子どもたちが国語・数学・英語の3教科を、インターネットを通じてコンピューターで学ぶことができる「対話型アニメーション教材」です。
すららの対話型授業とは?
すららネットIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
すららネットIPOの利益は綺麗な右肩上がりで、利益も好調に推移していて、何の問題も無さそうです。
すららネットのIPO評価
すららネットは、同時上場する4社の中で一番小型(吸収金額5.3億円)で、教育のICT化という国策ともマッチしていることから、かなりの人気を集めると思います。
ただ、すららネットは4社同時上場で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多いところが気になります。また、IPOラッシュによる買い疲れも出始めそうですね。
よって、すららネットのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。すららネットIPOは、VC(ベンチャーキャピタル)のロックアップが解除される公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。
すららネットIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
すららネットIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込む予定です。主幹事のみずほ証券はもとより、SMBC日興証券、マネックス証券、SBI証券
など、平幹事も全て申し込むつもりです。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
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