ラクスル(4384)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の5月16日から始まります。ラクスルは、以前からIPO候補として名が挙がっていたので、注目度は高いと思います。
また、ラクスルは約1カ月ぶりのIPOなので、スケジュールにも恵まれています。ただし、マザーズにしてはかなり規模(吸収金額176.3億円)が大きい点は懸念材料です。
ラクスル(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ラクスル |
コード | 4384 |
主幹事証券 | 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 SMBC日興証券 マネックス証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 5月31日 |
仮条件決定日 | 5月15日(1,300円~1,500円に決定) |
ブックビルディング期間 | 5月16日から5月22日まで |
公開価格決定日 | 5月23日(1,500円に決定) |
申込期間 | 5月24日から5月29日まで |
公募 | 2,500,000株 |
売出し | 8,449,900株 |
OA | 1,642,100株 |
吸収金額 | 176.3億円 |
時価総額 | 385.2億円 |
想定価格 | 1,400円→公開価格:1,500円 |
初値価格 | 1,645円 |
ラクスルIPOの事業内容
ラクスルは、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というヴィジョンを掲げ、印刷及び集客支援のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」と、物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」を運営しています。
印刷のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」は、インターネット上で名刺、チラシ、ポスター、カタログといった印刷物を販売しています。
また、ラクスルは折込チラシ、ポスティング、DM(ダイレクトメール)などの集客支援サービスも提供しています。
物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」は、インターネット上で荷物を送りたいユーザーと運送会社のドライバーをマッチングし、かんたんに荷物の配送予約ができるサービスを提供しています。
ラクスルIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ラクスルの売上は右肩上がりで順調に伸びています。ただし、利益はいまだに赤字なのが気になりますね。
ラクスルのIPO評価
ラクスルは、5月最初で最後のIPOで、以前からIPO候補としても取り上げられていたため、かなり注目されると思います。
ただ、ラクスルは規模(吸収金額176.3億円)が大きくて、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多い点が懸念材料です。
よって、ラクスルのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ラクスルIPOは、公開価格付近で初値形成すると予想していますが、公開価格を割れる可能性も無きにしも非ずだと思います。
ラクスルIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ラクスルIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ラクスルIPOは規模が大きいため、主幹事以外の証券会社でもチャンスがありそうですが、公開価格割れのリスクもあるため、締切り直前まで悩んで決めたいと思います。
大和証券(主幹事) | BB検討中 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事) | BB検討中 |
みずほ証券(主幹事) | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
マネックス証券 | BB検討中 |
カブドットコム証券 | BB検討中 |
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