国際紙パルプ商事(9274)IPOのBB(ブックビルディング)が、明後日(6月7日)からスタートします。
国際紙パルプ商事は、IPOラッシュ真っ只中での新規上場で、もっと良さそうな銘柄が多く、紙パルプ卸売業も地味なため、人気度は低そうです。
ただ、東証1部に決まった場合は、小型の部類に入るので、需給面はまずまずだと思います。
国際紙パルプ商事(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 国際紙パルプ商事 |
コード | 9274 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 岡三証券 いちよし証券 SBI証券 マネックス証券 岡三オンライン証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 6月26日 |
仮条件決定日 | 6月5日(314円~344円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月7日から6月13日まで |
公開価格決定日 | 6月14日(344円に決定) |
申込期間 | 6月18日から6月21日まで |
公募 | 7,000,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 1,050,000株 |
吸収金額 | 27.7億円 |
時価総額 | 254.7億円 |
想定価格 | 344円→公開価格:344円 |
初値価格 | 450円 |
国際紙パルプ商事IPOの事業内容
国際紙パルプ商事は、同社と子会社20社及び関連会社12社で構成されており、紙、板紙、パルプ・古紙、その他関連物資を販売する「国内拠点紙パルプ等卸売事業」と「海外拠点紙パルプ等卸売事業」を展開しています。
また、国際紙パルプ商事は製紙原料となる古紙を回収して製紙会社へ納入する事業や、木質バイオマス発電燃料を販売する事業にも進出することで、総合循環型企業を目指しています。
さらに、国際紙パルプ商事は主力物件である「KPP八重洲ビル」などによる不動産賃貸事業も行っています。
国際紙パルプ商事IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
国際紙パルプ商事の業績は概ね順調に推移していますが、やや頭打ちといった印象も受けます。
国際紙パルプ商事のIPO評価
国際紙パルプ商事は、東証1部なら規模(吸収金額27.7億円)が小さくて、手の出しやすい価格(344円)なので、需給面はそれほど悪くありません。
ただ、紙パルプ卸売業はあまりに地味で、前後に人気化しそうな銘柄も揃っているため、それらの陰に隠れてしまいそうです。
よって、国際紙パルプ商事のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。国際紙パルプ商事IPOは、公開価格を若干上回ったところで初値形成しそうですが、ややリスクもあると思います。
国際紙パルプ商事IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
国際紙パルプ商事IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。まずは、他の良さそうなIPO銘柄を優先し、それでも余力がありそうなら、少しだけ申し込もうかと考えています。
みずほ証券 (主幹事) | BB検討中 |
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三菱UFJモルガンスタンレー証券 | BB検討中 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB不参加 |
いちよし証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB検討中 |
岡三オンライン証券 | BB検討中 |
カブドットコム証券 | BB不参加 |
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