日本国土開発(1887)IPOのBB(ブックビルディング)が、明後日(2月15日)から始まります。日本国土開発は、IPOで不人気の再上場案件なので警戒されると思います。
ただ、日本国土開発は3月のIPO第一弾なので、それでもなるべく良いスタートを切ってほしいですね。
日本国土開発(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 日本国土開発 |
コード | 1887 |
主幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 大和証券 極東証券 マネックス証券 カブドットコム証券 DMM.com証券 |
上場日 | 3月5日 |
仮条件決定日 | 2月13日(490円~510円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月15日から2月21日まで |
公開価格決定日 | 2月22日(510円に決定) |
申込期間 | 2月25日から2月28日まで |
公募 | 12,080,000株 |
売出し | 1,376,000株 |
OA | 2,018,400株 |
吸収金額 | 77.4億円 |
時価総額 | 491.3億円 |
想定価格 | 500円→公開価格:510円 |
初値価格 | 624円 |
日本国土開発IPOの事業内容
日本国土開発は、「わが社はもっと豊かな社会づくりに貢献する」という理念のもと、土木工事業及び建設用機械の製造・販売・賃貸などを行っている総合建設会社です。
土木事業では、ダム・河川・トンネル・道路・上下水道・造成工事等の社会基盤整備及び震災関連復興工事から、太陽光発電等再生可能エネルギー、維持補修、環境再生工事まで幅広い工事を行っています。
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建築事業では、保有技術を活用した超高層建築や大スパン建築、食品工場、建物リニューアルを強みとして、住宅・ホテル・事務所・店舗・物流施設・工場等の設計監理及び施工管理を行っています。
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関連事業では、不動産の売買、賃貸及び都市開発・地域開発等不動産開発全般に関する事業並びに再生可能エネルギー事業、建設用資機材の賃貸事業等を営んでいます。
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日本国土開発IPOの業績
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日本国土開発IPOの売上は、やや頭打ちという印象を受けますが、利益は右肩上がりで伸びているので、概ね堅調だと思います。
日本国土開発のIPO評価
日本国土開発は、東証1部なら規模(吸収金額77.4億円)が大きいというほどではなく、想定価格(500円)も手の出しやすい価格になっていると思います。
ただ、日本国土開発は1999年に会社更生法手続開始にともなって上場廃止しているため、IPOで不人気の再上場案件になります。
よって、日本国土開発のIPO評価は、Dが妥当だと考えています。日本国土開発IPOは、公開価格をやや上回ったところで初値形成しそうですが、地合い次第で公開価格を割れる可能性もあると予想しています。
日本国土開発IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
日本国土開発IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただ、低価格だけにリスクは小さそうなので、少しだけ参加しようかとも考えています。
日本国土開発IPOは当選枚数が多めなので、主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券なら、かなり期待できると思います。
また、100%完全抽選のマネックス証券や、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と同グループのカブドットコム証券などもチャンスがありそうです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB検討中 |
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みずほ証券 | BB検討中 |
大和証券 | BB検討中 |
極東証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB検討中 |
カブドットコム証券 | BB検討中 |
DMM.com証券 | BB検討中 |
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