ANYCOLOR(5032)IPOのBB(ブックビルディング)が翌週の5月24日から開始されます。
ANYCOLORはVTuber/バーチャルライバープロジェクト「にじさんじプロジェクト」を運営しているエンタメ系のスタートアップ企業です。
ANYCOLORは6月最初のIPOで、その後のIPOとも間隔が空いているため、日程には恵まれていますね。
ANYCOLOR(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ANYCOLOR |
コード | 5032(情報・通信業) |
主幹事証券 | 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 野村證券 松井証券 マネックス証券 auカブコム証券 |
上場日 | 6月8日 |
仮条件決定日 | 5月23日(1,490円~1,530円に決定) |
ブックビルディング期間 | 5月24日から5月30日 |
公開価格決定日 | 5月31日(1,530円に決定) |
申込期間 | 6月1日から6月6日まで |
公募 | 50,000株 |
売出し | (国内:1,354,300株 海外:161,200株) |
OA | |
吸収金額 | (国内:24.4億円 海外:2.4億円) |
時価総額 | 446.9億円 |
想定価格 | 1,490円→公開価格:1,530円 |
初値価格 | 4,810円 |
ANYCOLOR(5032)IPOの事業内容
ANYCOLORが運営している「にじさんじプロジェクト」には約150名の多種多様なVTuberが所属しており、ライブストリーミングによる双方向性のコミュニケーションを通じて、ファンコミュニティの構築を図っています。
ちなみに、VTuberとはVirtual YouTuberの略称であり、ライバーと呼ばれる現実の人間をモーションキャプチャー技術によってバーチャルキャラクター(アニメキャラクター)に置き換えたものです。
「にじさんじプロジェクト」では、YouTubeにおいて動画配信を行うライブストリーミング領域、VTuberグッズ等のコンテンツ販売・イベント開催を行うコマース領域、自社所属VTuberに関するIP(Intellectual Property:知的財産)を用いて顧客企業の商品やサービスのプロモーションを行うプロモーション領域でビジネスを展開しています。
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また、ANYCOLORは英語圏及び中国を中心に海外でもVTuberビジネスとして、YouTubeを中心とした動画配信、コンテンツ販売、イベント、企業案件といった展開を行っています。
IPOによる手取金の使途
- 事業拡大に係る採用費及び人件費に充当
ANYCOLOR(5032)IPOの業績
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ANYCOLOR(5032)IPOの業績は急激に伸びていて好調そうです。
ANYCOLORのIPO評価
ANYCOLORはそれなりの規模(吸収金額19.9億円)ですが、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されています。
ただ、ANYCOLORは大半が売出株(1,114,000株)というのがやや気になります。
また、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株には価格による解除条項なしで上場後180日間のロックアップが掛かっています。
さらに、ANYCOLORはVTuber(バーチャルYouTuber)という独自性のある事業内容でも注目されると思います。
よって、ANYCOLORのIPO評価はAが妥当だと考えています。ANYCOLOR(5032)IPOは公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。
ANYCOLOR(5032)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ANYCOLOR(5032)IPOのBB(ブックビルディング)は当然ながら全力で臨む予定です。共同主幹事の大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券をはじめ、マネックス証券などの平幹事も全て申し込むつもりです。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
auカブコム証券 | BB参加 |
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