アールプランナー(2983)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の1月25日からスタートします。

アールプランナーはコロナウイルスの影響で昨年4月の新規上場を中止していた仕切り直し組です。

不動産事業はIPOで人気とは言えません。しかし、規模が小さいため、需給面で関心を集めるかもしれませんね。

アールプランナー

アールプランナー(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名アールプランナー
コード2983(不動産業)
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)三菱UFJモルガン・スタンレー証券
みずほ証券
SBI証券
auカブコム証券
上場日2月10日
仮条件決定日1月21日(2,090円~2,210円に決定)
ブックビルディング期間1月25日から1月29日まで
公開価格決定日2月1日(2,210円に決定)
申込期間2月2日から2月5日まで
公募270,000株
売出し130,000株
OA60,000株
吸収金額9.6億円
時価総額26.5億円
想定価格2,090円→公開価格:2,210円
初値価格5,000円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

アールプランナーIPOの事業内容

アールプランナーは総合住宅企業として本社のある愛知県を中心に、「戸建住宅事業」及び「その他不動産事業」を展開しています。

戸建住宅事業では、「arr gallery(アールギャラリー)」「Fの家」「A GALLERY」「arr gallery(アールギャラリー)×分譲住宅」の4ブランドを展開しています。

アールプランナーは、「注文住宅」×「分譲住宅」×「不動産仲介」のシナジーで、多様な顧客ニーズにワンストップで対応しています。

アールプランナーの特徴

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その他不動産事業では、中古不動産・収益不動産の取得・再生・販売事業などを行っています。

アールプランナーは、デジタルとリアルを活用し幅広い潜在層にリーチ(到達)する効率的な集客体制を構築し、自社グループや自社グループのサービス及び各ブランドの露出拡大による知名度向上に努めています。

アールプランナーの集客戦略

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IPOによる手取金の使途

  1. 当社は、分譲住宅用地及び分譲土地の土地仕入れ、注文住宅及び分譲住宅の建築を行っており、付随費用を含む土地仕入費用及び住宅建築費用の一部に資金を充当する予定

アールプランナーIPOの業績

アールプランナーIPOの業績

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アールプランナーIPOの売上は右肩上がりで伸びていて、利益も堅調に推移しており、概ね好調そうですね。

アールプランナーのIPO評価

アールプランナーは、昨年新規上場しようとした時よりも想定価格(1,680円から2,090円)を引き上げているので、規模(吸収金額7.7億円から9.6億円)も大きくなっています。

しかし、それでも小型でVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、需給面は悪くありません。

ただ、不動産セクターはIPOで人気になりにくく、昨年コロナで地合いが悪化する中、強引に新規上場しようとするもあっさりと中止したことから印象も良くないため、個人的にはやや割り引いて見たいと思います。

よって、アールプランナーのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。アールプランナーIPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

現在、11都道府県に緊急事態宣言が発令されていますが、またしても上場中止なんてことにならないようにしてほしいですね。

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アールプランナーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

アールプランナーIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ参加するつもりです。主幹事の野村證券をはじめ、平幹事のSBI証券や委託幹事のauカブコム証券なども、もれなく申し込む予定です。

アールプランナーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB参加
みずほ証券BB参加
SBI証券BB参加
auカブコム証券BB参加

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