コメダホールディングス(3543)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の6月13日から(6月17日まで)スタートします。コメダ喫茶は知名度抜群なので、今回の新規上場も大きな話題を呼んでいます。
コメダホールディングスIPOから株式投資デビューする方が、昨年の郵政IPOの時と同じく増えそうですね。
コメダホールディングス(東証一部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | コメダホールディングス |
コード | 3543 |
主幹事証券 | 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 6月29日 |
仮条件決定日 | 6月10日(1,780円~1,960円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月13日から6月17日まで |
公募価格決定日 | 6月20日(1,960円に決定) |
公募 | 0株 |
売出し | 26,700,000株 |
OA | 4,000,000株 |
吸収金額 | 601.7億円 |
想定価格 | 1,960円 |
コメダホールディングスIPOの事業内容
コメダホールディングスは、ユニークな店舗設計とFC運営システム等の強みにより、外食市場で独自のポジションを確立し、FC加盟店を中心に全国でフルサービス型の喫茶店「喫茶所 コメダ喫茶店」と「甘味喫茶 おかげ庵」を運営しています。
ちなみに、フルサービス型とは、店員が席への案内、おしぼりやお水の提供、オーダーから商品の提供までを行うことだそうです。セルフサービス型の店舗が増えている中、フルサービス型にこだわっている点はユーザーとして嬉しいですね。
コメダホールディングスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
コメダホールディングスIPOの業績は特に問題なく順調そうですね。
コメダホールディングスのIPO評価
コメダホールディングスIPOの強みは、何と言っても知名度の高さだと思います。「コメダ喫茶」に親しみを抱いている方は、それだけで食指が動く可能性があります。
また、コメダホールディングスIPOは、既に株主優待(年間2,400円分)が発表されているのも好材料です。
ただ、コメダホールディングスIPOは吸収金額が601.7億円(想定価格ベース)と大きく、公募株0で売出株のみという点はIPO的にマイナス要因です。さらに、ソラストIPOとの同時上場となるため、資金の分散も懸念されます。
よって、コメダホールディングスのIPO評価はDが妥当だと考えています。コメダホールディングスIPOは、知名度の高さから一定の人気を得るとは思いますが、規模の大きさや売出株のみという点から、公開価格近辺での初値形成になるのではと予想しています。
コメダホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
コメダホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンスは、今のところ検討中ですが、お祭りに参加するくらいの気持ちで、ある程度は申し込むつもりです。
特に、SBI証券はIPO抽選に外れもポイントが貰えるので必ず参加します。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事を務めていることから、カブドットコム証券が穴場になるかもしれません。
ただ、コメダホールディングスIPOは、それほど大きな利益は望めず、公開価格を割れる可能性もあるので、その点は注意が必要です。
大和証券 (主幹事) | BB検討中 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB検討中 |
みずほ証券 | BB検討中 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB検討中 |
カブドットコム証券 | BB検討中 |
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