Chordia Therapeutics(4895)IPOのBB(ブックビルディング)が、月末の8月31日から始まります。

Chordia Therapeutics(コーディアセラピューティクス)は、がん領域の研究開発に特化したバイオベンチャー企業です。

Chordia Therapeuticsは単独上場で前後のIPOともほどよく間隔が空いているため、日程には恵まれていますね。

※上場中止になりました!

chordia-therapeuticsのIPO評価とBBスタンス

Chordia Therapeutics(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名Chordia Therapeutics
上場中止
コード4895(医薬品)
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)SBI証券
SMBC日興証券
楽天証券
東海東京証券
岡三証券
岩井コスモ証券
丸三証券
東洋証券
あかつき証券
極東証券
岡三オンライン
上場日9月15日
仮条件決定日8月30日
ブックビルディング期間8月31日から9月5日
公開価格決定日9月6日
申込期間9月7日から9月12日まで
公募16,666,700株
売出し0株
OA2,500,000株
吸収金額28.8億円
時価総額109.7億円
想定価格150円
初値価格上場中止

SMBC日興証券 オンライントレード

Chordia Therapeutics(4895)IPOの事業内容

Chordia Therapeutics(コーディアセラピューティクス)は新規抗がん薬の上市を目指して研究開発を行う創薬ベンチャー企業です。

Chordia Therapeuticsは効率的な創薬事業を実現するために、大学、公的機関、事業補完性のある企業、製薬会社などと積極的に共同研究やライセンス提携などの協業を行い、より短い期間で効率的に新しい抗がん薬の創出に取り組んでいます。

chordia-therapeuticsのパートナリング

Chordia Therapeuticsは、がんの新たな特徴として見出されたRNA制御異常を標的とした新たな抗がん薬を生み出すことにより、がん患者の人生を変え得る新たな治療法の開発を目指しています。

chordia-therapeuticsのRNA制御ストレス

Chordia Therapeuticsは、現在2つの臨床パイプライン(CLK阻害薬、MALT1阻害薬)に加えて、1つの前臨床研究段階のパイプライン(CDK12阻害薬)、探索研究段階のパイプライン2つ(GCN2阻害薬、新規パイプライン)、合計5つのパイプラインを保有しています。

そのうちMALT1阻害薬は全世界での開発及び商用化の権利を小野薬品工業株式会社に導出していますが、その他のパイプラインは全世界での権利を自社で有しています。

Chordia Therapeuticsのパイプライン

chordia-therapeuticsのパイプライン

Chordia Therapeuticsは、2020年12月に小野薬品工業株式会社との間で全世界におけるCTX-177の独占的ライセンス契約を締結し、2020年12月に8億円の契約一時金を受け取っています。

また、2023年2月には初回開発マイルストンとして25億円を受け取っており、今後、開発が順調に進んだ場合には、さらなる開発マイルストン収入を受け取るだけでなく、申請・承認された後で販売マイルストン収入やロイヤリティ収入を受け取る事もできるようになっています。

chordia-therapeuticsの収入形態

IPOによる手取金の使途

  1. 運転資金としてCTX-712(CLK阻害薬)にかかる開発費等に充当

Chordia Therapeutics(4895)IPOの業績

chordia-therapeuticsの業績

(※画像クリックで拡大)

Chordia Therapeutics(4895)IPOの業績は、バイオベンチャーだけに赤字です。

ただ、今期は小野薬品工業との独占的ライセンス契約によって25億円を受け取っているために黒字見込みとなっています。

Chordia TherapeuticsのIPO評価

Chordia Therapeuticsの規模(吸収金額28.8億円)はやや大きめですが、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているので、海外への配分次第で状況が変わる可能性もあります。

また、Chordia Therapeuticsは手の出しやすい価格になっていて、売出株ゼロの公募株のみというのもプラス要素です。

さらに、バイオベンチャーには珍しく黒字見込みというのも好材料ですが、それでもギャンブル色の濃いバイオベンチャーということで警戒されそうです。

よって、Chordia TherapeuticsのIPO評価はCが妥当だと考えています。

Chordia Therapeutics(4895)IPOは価格が安いので何とかなりそうな気がしていますが、公開価格を割れる可能性も無きにしも非ずだと思います。

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Chordia Therapeutics(4895)IPOの初値予想

Chordia Therapeutics(4895)IPOの初値予想は、仮条件決定後(8月30日以降)に追記させていただきます。

-円

Chordia Therapeutics(4895)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

Chordia Therapeutics(4895)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。

ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込みます。

Chordia Therapeutics(4895)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB検討中
SBI証券BB参加
SMBC日興証券BB検討中
楽天証券BB検討中
東海東京証券BB不参加
岡三証券BB不参加
岩井コスモ証券BB検討中
丸三証券口座なし
東洋証券ネット口座での取扱いなし
あかつき証券口座なし
極東証券口座なし
岡三オンラインBB検討中


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