ライズ・コンサルティング・グループ(9168)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の8月28日からスタートします。
ライズ・コンサルティング・グループは顧客企業の課題解決の「実行」を重視したコンサルティングサービスを提供しています。
ライズ・コンサルティング・グループはこのところ初値の公開価格割れが続いている大型のイグジットIPOというのが気掛かりですね。
ライズ・コンサルティング・グループ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ライズ・コンサルティング・グループ |
コード | 9168(サービス業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 みずほ証券 大和証券 SMBC日興証券 松井証券 マネックス証券 大和コネクト証券 |
上場日 | 9月12日 |
仮条件決定日 | 8月25日(800円~850円に決定) |
ブックビルディング期間 | 8月28日から8月31日 |
公開価格決定日 | 9月1日(850円に決定) |
申込期間 | 9月4日から9月7日まで |
公募 | 129,800株 |
売出し | 12,541,600株 (国内:9,598,700株 海外:2,942,900株) |
OA | 1,900,700株 |
吸収金額 | 123.9億円 (国内:98.9億円 海外:25億円) |
時価総額 | 207.4億円 |
想定価格 | 850円→公開価格:850円 |
初値価格 | 850円 |
ライズ・コンサルティング・グループIPOの事業内容
ライズ・コンサルティング・グループは顧客の「次の未来を創造する」ために、幅広い領域における経営コンサルティング事業を展開しています。
ライズ・コンサルティング・グループは、顧客と一体になって課題の解決にコミットする「Hands-on Style」、日々変わっていく課題に対応するためにあえて明確なスコープを設定しない「Scopeless」、顧客の真の成果を最も重要視する「More than Reports」、各分野の優秀なプロが経営業務をサポートする「professionals」の4つのアプローチから顧客の課題解決の実行に寄り添った高品質なコンサルティングサービスを実現しています。
ライズ・コンサルティング・グループは様々な業界に対し、戦略策定、業務改革、IT導入、DX推進等の幅広いテーマで支援しています。
ライズ・コンサルティング・グループIPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 人材採用投資
- 人材育成投資
ライズ・コンサルティング・グループIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ライズ・コンサルティング・グループIPOの業績は堅調に推移しているようです。
ライズ・コンサルティング・グループのIPO評価
ライズ・コンサルティング・グループは欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されていますが、それにしても規模(吸収金額123.9億円)が大きいため、需給面に不安があります。
さらに、ライズ・コンサルティング・グループは最近不調な投資ファンドのイグジット(出口)IPOということでも警戒されそうです。
また、コンサルティング事業も目新しさに欠けます。ただ、業績が堅調に推移していることで一定の評価を得られるかもしれません。
よって、ライズ・コンサルティング・グループのIPO評価はDが妥当だと考えています。
ライズ・コンサルティング・グループIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想していますが、今の地合いだと公開価格を割れる可能性の方が高いと予想しています。
ライズ・コンサルティング・グループIPOの初値予想
ライズ・コンサルティング・グループIPOの初値予想は、仮条件決定後(8月25日以降)に追記させていただきます。
800円 (想定価格比:-50円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:950円~1,100円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:850円~1,000円)
ライズ・コンサルティング・グループIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ライズ・コンサルティング・グループIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送る予定です。
ただ、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB不参加 |
---|---|
SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB不参加 |
大和証券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
松井証券 | BB不参加 |
マネックス証券 | BB不参加 |
大和コネクト証券 | BB不参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社