グリーンズ(6547)IPOのBB(ブックビルディング)が、明日(3月6日)から始まります。グリーンズIPOは、東証2部市場及び名証2部市場への新規上場なので、あまり注目されていないようです。
IPOラッシュ中にもかかわらず単独上場という点はプラス要素ですが、前日に上場するエスキュービズムIPOが初日値付かずになると、実質的に同時上場となるため、日程面も微妙ですね。
グリーンズ(東証2部及び名証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | グリーンズ |
コード | 6547 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 みずほ証券 岡三証券 SBI証券 |
上場日 | 3月23日 |
仮条件決定日 | 3月3日(1,350円~1,400円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月6日から3月10日まで |
公開価格決定日 | 3月13日(1,400円に決定) |
申込期間 | 3月14日から3月17日まで |
公募 | 2,000,000株 |
売出し | 2,400,000株 |
OA | 660,000株 |
吸収金額 | 68.3億円 |
想定価格 | 1,350円 |
初値価格 | 1,521円 |
グリーンズIPOの事業内容
グリーンズは、宿泊型特化ホテルである「コンフォート」ブランドホテルを全国政令指定都市等で運営する「チョイスホテルズ事業」と、宴会場やレストラン等を併設したホテルから宿泊特化型ホテルまで、地域特性に合わせたホテルを展開する「グリーンズホテル事業」を主たる事業としている企業です。
また、グリーンズは公式サイト及び楽天トラベルをはじめとするインタネットによる宿泊予約の獲得、旅行会社の販売する旅行商品への客室提供、法人契約先への優待販売プランの販売などに力を注いでいます。
グリーンズは、近畿地方や中部地方を中心に、全国で88店舗(平成29年1月31日現在)のホテルを展開しているので、そこそこの知名度はありそうです。
グリーンズIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
グリーンズの業績は、東証2部IPOらしく、概ね堅調に推移していますね。
グリーンズのIPO評価
グリーンズは、IPOで人気になりにくい東証2部案件で、規模(吸収金額68.3億円)も大きいため、需給面にはあまり魅力を感じません。
ホテル事業は、インバウンド関連として一定の評価を得られそうで、業績も悪くありませんが、それでも他のIPO銘柄と比較すると弱いですね。
よって、グリーンズのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。グリーンズIPOは、それほど悪い銘柄ではありませんが、IPOとしてはやや魅力に乏しいため、公募価格近辺で初値形成しそうです。
グリーンズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
グリーンズIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送る予定です。グリーンズIPOは、規模(68.3億円)の大きさを除けば、まずまずの銘柄だと思いますが、あえてIPOで申し込むほどでは無いと考えています。
ただし、SBI証券だけは、例のごとくIPOチャレンジポイント狙いで申し込みます。⇒(SBI証券のIPOチャレンジポイント解説)
野村證券 (主幹事) | BB不参加 |
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大和証券 | BB不参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
みずほ証券 | BB不参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
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