伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(3493)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の8月23日からスタートします。伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人はREIT(リート)IPOなので、それほど注目されていません。
また、今年は新規上場したREIT(リート)IPOの初値が全て公開価格を割れていることもマイナスに働きそうですね。
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(東証リートIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人 |
コード | 3493 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 野村證券 |
上場日 | 9月7日 |
仮条件決定日 | 8月22日(100,000円~103,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 8月23日から8月29日まで |
公開価格決定日 | 8月30日(103,000円に決定) |
申込期間 | 8月31日から9月5日まで |
公募 | 356,143口 |
売出し | 0口 |
OA | 15,857口 |
吸収金額 | 372.7億円 |
時価総額 | 357.1億円 |
想定価格 | 100,000円→公開価格:103,000円 |
初値価格 | 99,300円 |
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人IPOの事業内容
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人は、大手総合商社である伊藤忠商事を中心とする伊藤忠グループとの拡張的協働関係をもとに、商流・物流両視点から今後の物流市場の動向を捉えることで、変化に対して柔軟に対応できるJ-REITとして、物流インフラの発展及び投資主価値の最大化を目指しています。
また、伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人は伊藤忠グループが開発する物流不動産への重点投資を行い、長期安定的なポートフォリオを構築することを目指しています。
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人IPOのポートフォリオ
(※画像クリックで拡大)
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人の平均鑑定NOI利回りは、上記のように5.0%とまずまずの数値になっています。
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人のIPO評価
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人は、REIT(リート)IPOで重要視されるスポンサーが、誰もが知っている伊藤忠グループという点で安心感があります。
また、REIT(リート)IPOにしては規模(吸収金額372.7億円)が大きいというほどではなく、ロジスティクス(物流)に特化している点でも一定の評価を得られそうです。
ただ、今年は新規上場したREIT(リート)IPOの初値が全て公開価格を割れている点で警戒されると思います。
よって、伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人のIPO評価は、Dが妥当だと考えています。伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人IPOは、公開価格を目安に初値形成すると予想しています。
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人IPOのBB(ブックビルディング)は、今のことろ見送る予定です。ただ、主幹事のSMBC日興証券だけは長期保有も視野に参加するかもしれません。
ちなみに、ネットから申し込めるのは主幹事のSMBC日興証券と大和証券と平幹事のみずほ証券の3社です。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB検討中 |
---|---|
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | ネット口座での取扱いなし |
大和証券 (主幹事) | BB不参加 |
みずほ証券 | BB不参加 |
野村證券 | ネット口座での取扱いなし |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社