and factory(7035)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の8月21日から始まります。and factoryは、9月のIPO第一弾で直近のチームスピリットからも2週間ほど間隔が空いているため、かなり注目されそうです。
また、and factoryはナルミヤ・インターナショナルとの同時上場になりますが、and factoryの方が前評判は高いので、あまり気にする必要はないと思います。
and factory(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | and factory |
コード | 7035 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SBI証券 エース証券 岩井コスモ証券 いちよし証券 |
上場日 | 9月6日 |
仮条件決定日 | 8月17日(2,470円~2,570円に決定) |
ブックビルディング期間 | 8月21日から8月27日まで |
公開価格決定日 | 8月28日(2,570円に決定) |
申込期間 | 8月29日から9月3日まで |
公募 | 430,000株 |
売出し | 310,000株 |
OA | 111,000株 |
吸収金額 | 21億円 |
時価総額 | 114.6億円 |
想定価格 | 2,470円→公開価格:2,570円 |
初値価格 | 4,010円 |
and factory(7035)IPOの事業内容
and factoryは、スマートフォンを通じて「日常の中に&を届ける」をミッションに掲げ、Smartphone APP事業とIoT(モノのインターネット)事業を中心に事業を展開しています。
Smartphone APP事業では、スクウェア・エニックスと共同開発した「マンガUP!」や白泉社と共同開発した「マンガPark」など、エンターテインメントを中心としたアプリを運営しています。
また、人気スマートフォンゲームの攻略及びマルチプレイのパートナーを募集する掲示板アプリ「最強シリーズ」の運営も行っています。
IoT(モノのインターネット)事業では、複数のIoTデバイスの操作を可能にするIoTプラットフォームアプリの開発を行い、IoT空間を楽しめるスマートホステル「&AND HOSTEL」の運営をはじめ、宿泊施設の予約や料金といった客室に関する情報の一元管理を行う簡易宿所向けの宿泊管理システム(PMS)「innto」、客室備え付けのタブレットを通じて周博施設の館内案内や動画視聴等のサービス提供を行う「tabii」などを提供しています。
and factory(7035)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
and factory(7035)IPOの売上は綺麗な右肩上がりで、売上も急激に伸びています。ただ、総売上高の58.9%を占めていたPerformance Horizon Group Limitedへの売上が、平成30年10月1日以降は発生しないと訂正されたことは気掛かりです。
and factoryの訂正有価証券届出書
(※画像クリックで拡大)
and factoryのIPO評価
and factoryは、やや規模(吸収金額21億円)が大きめですが、スマホアプリ開発事業はIPO向きで、IoTというテーマ性もあるため、かなりの人気を集めると思います。
また、and factoryは9月最初のIPOで、スケジュールに恵まれている点も追い風になりそうです。
よって、and factoryのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。and factoryのIPOは、先述の業績リスクが増した点は気になりますが、それでも公開価格の2倍程度の初値が付くと予想しています。
and factory(7035)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
and factory(7035)IPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込むつもりです。主幹事のみずほ証券はもちろんのこと、SBI証券や岩井コスモ証券
などのネットから申し込める平幹事ももれなく申し込みたいと思います。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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大和証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
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