日総工産(6569)IPOのBB(ブックビルディング)が、明後日の2月28日から始まります。日総工産IPOは規模(吸収金額112.1億円)の大きさが気になりますが、東証1部に決まれば何とかなりそうなサイズです。
ただ、日総工産IPOはフェイスネットワークIPOとの同時上場なので、資金分散の影響を受ける可能性はありそうです。
日総工産(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 日総工産 |
コード | 6569 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 いちよし証券 岡三証券 岩井コスモ証券 エース証券 マネックス証券 SBI証券 岡三オンライン証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 3月16日 |
仮条件決定日 | 2月26日(3,130円~3,250円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月28日から3月6日まで |
公開価格決定日 | 3月7日(3,250円に決定) |
申込期間 | 3月8日から3月13日まで |
公募 | 1,150,000株 |
売出し | 1,580,000株 |
OA | 409,500株 |
吸収金額 | 112.1億円 |
時価総額 | 277.7億円 |
想定価格 | 3,570円→公開価格:3,250円 |
初値価格 | 4,020円 |
日総工産IPOの事業内容
日総工産は、連結子会社3社及び持分法適用関連会社1社で構成されていて、「人を育て人を活かす」という創業理念に基づき、主に総合人材サービス事業を展開しています。
総合サービス事業では、製造系人材サービスとして製造派遣・製造請負を、事務系人材サービスとして一般事務派遣やBPO(Business Process Outsourcing)を行っています。
また、日総工産はその他事業として神奈川県横浜市及び福島県いわき市を中心に、施設介護(介護付有料老人ホーム)及び在宅介護等の介護・福祉事業も展開しています。
日総工産IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
日総工産IPOの業績は概ね好調に推移していて、2018年3月期の業績も増収増益の見通しになっています。
日総工産のIPO評価
日総工産IPOは、今の状況なら何とか時価総額250億円以上という条件をクリアして、東証1部市場への新規上場になりそうです。
東証1部に決まった場合は、規模(吸収金額112.1億円)は小さい部類で、人材関連や介護というテーマ性もあるため、それなりの評価を得られそうです。
ただ、日産証券はIPOラッシュ中の上場というだけでなく、フェイスネットワークIPOとの同時上場なので、地合いや資金分散の影響を受けそうです。
よって、日総工産のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。日総工産IPOは、やはり規模の大きさが懸念材料ですが、それでも公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
日総工産IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
日総工産IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加する予定です。資金との兼ね合いもありますが、主幹事のみずほ証券を中心に、100%完全抽選のマネックス証券、抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるSBI証券、前受金不要の岡三オンライン証券などは申し込もうと考えています。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB検討中 |
いちよし証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB検討中 |
岩井コスモ証券 | BB検討中 |
エース証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
カブドットコム証券 | BB検討中 |
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