ペットゴー(7140)IPOのBB(ブックビルディング)が4月13日からスタートします。ペットゴーはEコマースを中⼼としたペットヘルスケア事業を行っています。
ペットゴーはクリアルとの同時上場になりますが、どちらも規模が小さいので何とかなりそうですね。
ペットゴー(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ペットゴー |
コード | 7140(小売業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 |
上場日 | 4月28日 |
仮条件決定日 | 4月11日(500円~550円に決定) |
ブックビルディング期間 | 4月13日から4月19日 |
公開価格決定日 | 4月20日(550円に決定) |
申込期間 | 4月21日から4月26日まで |
公募 | 550,000株 |
売出し | 80,000株 |
OA | 94,500株 |
吸収金額 | 3.6億円 |
時価総額 | 8.7億円 |
想定価格 | 500円→公開価格:550円 |
初値価格 | 1,295円 |
ペットゴーIPOの事業内容
ペットゴーは「ペットの健康寿命最⼤化」をミッションとし、ペットヘルスケアに特化したEコマースを展開しています。
ペットゴーでは従来動物病院のみで販売されていたペットの健康管理に対応する動物用医薬品、食事療法食、サプリメントなど、犬猫を対象としたペットヘルスケア商品を中心に販売しています。
ペットゴーでは多くのペットオーナーが利用しやすいよう自社オンラインサイト「ペットゴー(petgo)」に加え、「ペットゴー 楽天市場店」など他社オンラインモールにも複数出店し、ペットヘルスケアに特化したマルチコマースを展開しています。
また、ペットゴーの主な取扱商材は定期的に消費されるものであり、定期購入とは比較的相性が良いため、サブスクコマース展開(定期購入)にも注力しています。
さらに、ペットゴーはペットヘルスケアD2Cブランド「ベッツワン」シリーズを発売しています。ペットゴーはマルチコマース展開を通じ、膨大なペットデータを蓄積しており、D2Cブランド製品の企画開発に活用しています。
ペットゴーIPOの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- D2Cブランドの売上拡大による増産のため、D2Cブランド製造費用(仕入費用)
- D2Cブランドの知名度向上のため、D2Cブランド広告販促費用
- D2Cブランド売上拡大による在庫量増加に対応するため、D2Cブランド物流費用
ペットゴーIPOの業績
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ペットゴーIPOの売上は堅調に推移しており、利益も伸びていて好調そうですね。
ペットゴーのIPO評価
ペットゴーはクリアルとの同時上場ですが、規模(吸収金額3.6億円)が小さいため、それでも需給面で注目されると思います。
ただ、ペットゴーはVC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約30万株)が少し気になります。
また、小売業はIPOで人気とは言えませんが、ペット人気は安定しているため、事業面でも一定の評価を得られそうです。
よって、ペットゴーのIPO評価はBが妥当だと考えています。ペットゴーIPOは公開価格の1.5倍を上回る初値が付くと予想しています。
ペットゴーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ペットゴーIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加する予定です。主幹事のみずほ証券だけでなく、松井証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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大和証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社