メルコホールディングス(6676)の完全子会社で麺類大手のシマダヤが、株式分配型スピンオフによるIPO新規上場の準備を開始したと発表しています。
スピンオフによるIPO新規上場が実現すれば、2020年3月にIPO新規上場したカーブスホールディングス(7085)以来2件目となります。
当社は 2023年1月23日付で、会社法(平成17年法律第86号。その後の改正を含みます。)第370条及び当社定款の規定に基づく取締役会の決議に替わる書面決議により、当社が保有する当社連結子会社であるシマダヤ株式会社(以下「シマダヤ」という。)の全株式を、現物配当(金銭以外の財産による配当)により当社株主に分配すること(以下「本スピンオフ」という。)の準備を開始すること及びシマダヤ株式の上場の準備を開始することを決議しましたのでお知らせいたします。
引用元: 当社連結子会社 シマダヤ株式会社の株式分配型スピンオフの準備開始及び上場準備の開始に関するお知らせ:メルコグループ
ちなみに、スピンオフとは会社の一部門を切り離し独立させることです。
よって、スピンオフによるIPOでは、事前にメルコホールディングスの株を持っていればシマダヤのIPO株が貰えるため、一般的なIPOとはやや様相が異なります。
抽選に当選しなくてもIPO株が貰えるのでお得な感じですが、その分メルコホールディングスの株価は下落するので、実際にはそれほどお得というわけでもありません。
いずれにしても、シマダヤがスピンオフによるIPO新規上場まで無事に辿り着くか注目ですね。
初心者の方にオススメのIPO証券会社ランキング