テクノロジーズIPOのBB(ブックビルディング)は明日(1月17日)で締め切られます。1月や2月はIPO閑散期なので、資金繰りに頭を悩ますことはあまりありません。
しかし、3月以降は多くのIPOが新規上場するため、資金繰りも厳しくなります。そこで、IPOに申し込む時に前受金が不要(事前入金不要)の証券会社をピックアップしてみました。
IPOで前受金不要(事前入金不要)の証券会社
- 野村證券
野村證券はIPOで主幹事を務めることが多いため、IPO投資に必須の証券会社です。
野村證券は当選しにくいという噂を良く耳にしますが、個人的には過去に何度も当選したことがあるので、それなりに期待できる証券会社だと思います。
- みずほ証券
みずほ証券は昨年(2022年)のIPO主幹事ランキングで2位にランクインしていて、昨年から前受金不要(事前入金不要)でIPOに申し込めるようになっています。
- 松井証券
松井証券はこのところIPOの取扱い銘柄が増えていて、昨年(2022年)もIPO幹事ランキングで4位にランクインしています。
また、松井証券は割当数の約70%を抽選で完全配分と公表していますが、日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」によると、ほぼ100%抽選配分しているようなので、IPO抽選組に優しい証券会社です。
- 岡三オンライン
岡三オンラインは岡三証券が主幹事や幹事を務めるIPOで、ほぼ100%委託幹事を務めているので、IPOの取扱い銘柄はそれなりにあります。
また、岡三オンラインはIPOで割当数の100%を完全抽選+ステージ制で配分しています。
- SBIネオトレード証券
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)はSBIグループに属する証券会社なので、SBI証券が主幹事を務めるIPOで委託幹事を務めることが多い証券会社です。
- DMM.com証券
DMM.com証券のIPOは100%平等抽選ですが、IPOの取扱いを始めて日が浅く、今のところ当選への期待度もかなり低めです。
ただ、DMM.com証券は信用取引口座を開設すれば、無料でIPOに必須の東証FLEX Full(フル)板情報を利用でき、モーニングスター社が発行している月額4,000円の株式新聞Webも無料で読めるため、口座を開設しておいても損はありませんね。
- むさし証券
むさし証券のIPOは100%平等抽選です。しかし、IPOの取扱い銘柄は少ないため、当選への期待度も低めです。
- Jトラストグローバル証券(JTG証券)
Jトラストグローバル証券(旧エイチ・エス証券)のIPOは配分予定数量の10%以上を抽選で配分しています。
上記の証券会社は前受金不要(事前入金不要)でIPOに申し込めるので、初心者の方や資金が少ない方は要チェックです。
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