バルテス(4442)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の5月14日からスタートします。バルテスは、主幹事が個人投資家に人気のSBI証券で規模も小さいため、かなり期待されているようです。
また、バルテスは令和第一弾のIPOというだけでなく、5月唯一のIPOでもあるので、注目度も高いと思います。
バルテス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | バルテス |
コード | 4442 |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 藍澤證券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 SMBC日興証券 エース証券 極東証券 東洋証券 ひろぎん証券 むさし証券 楽天証券 |
上場日 | 5月30日 |
仮条件決定日 | 5月10日(600円~660円に決定) |
ブックビルディング期間 | 5月14日から5月20日まで |
公開価格決定日 | 5月21日(660円に決定) |
申込期間 | 5月23日から5月28日まで |
公募 | 843,000株 |
売出し | 203,500株 |
OA | 156,900株 |
吸収金額 | 6.5億円 |
時価総額 | 38.6億円 |
想定価格 | 540円→公開価格:660円 |
初値価格 | 1,820円 |
バルテスIPOの事業内容
バルテスは、豊かで安全なICT(情報通信技術)社会の実現へ貢献していく事を目指しながら、ソフトウェアの品質に関わるサービスを提供しています。
ソフトウェアテストサービス事業では、ソフトウェアの不具合を発見、または重大な不具合が発生していない事を確認する為のテスト設計、テストケースの作成、テスト実施及びテストサマリレポートの作成などを行っています。
Web/モバイルアプリ開発サービス事業では、Webアプリ及びモバイルアプリ開発、Webアプリ・モバイルアプリのセキュリティ診断(脆弱性診断)を提供しています。
オフショアサービス事業では、製造業やソフトウェアベンダーを営む顧客に対して、ソフトウェアテストサービスとソフトウェア開発サービスを提供しております。
バルテスIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
バルテスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
バルテスIPOの売上は概ね堅調に推移していますが、利益はややバラついていますね。
バルテスのIPO評価
バルテスは、約1カ月のIPO空白期間を経ての単独上場で、規模(吸収金額6.5億円)も小さいため、かなりの人気を集めると思います。
また、ソフトウェアテストサービス事業はIPO向きで、ICT(情報通信技術)というテーマ性でも注目されそうです。
よって、バルテスのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。バルテスIPOは、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株(600,000株)が少し気になりますが、それでも公開価格の2倍を上回る高い初値が付くと予想しています。
バルテスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
バルテスIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込むつもりです。主幹事のSBI証券は、IPOチャレンジポイントを使って当選を狙うことも出来ます。しかし、価格が安くて大きな利益は望めそうにないので、今のところ使わずに申し込む予定です。
SBI証券 | BB参加 |
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野村證券 | BB参加 |
藍澤證券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
エイチ・エス証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
極東証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
ひろぎん証券 | 口座なし |
BB参加 | |
むさし証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
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