本日(4月12日)東証1部市場に新規上場したLIXILビバ(3564)IPOの初値(1,947円)は、残念ながら公開価格(2,050円)を割れてしまいました。引受価格(1,947.50円)での買い支えで何とか初値形成した形ですね。
ただし、その後は順調に値を上げ、公開価格を上回る2,055円で取引を終えたので、セカンダリー組には良い結果となりました。
LIXILビバ(3564)の株価チャート
また、直近のIPOも地政学リスクの影響による地合の悪化から軒並み下落しています。4月のIPO第一弾だったテモナ(3985)は、公開価格2,550円に対して8,050円もの初値を付けました。しかし、その後は右肩下がりで値を下げ、本日は5,840円で取引を終えています。
テモナ(3985)の株価チャート
さらに、今のところ今年のIPOで騰落率NO.1(公開価格2,940円⇒初値12,500円)を記録したユーザーローカル(3984)も、本日7,680円まで値を下げて取引を終えています。
ユーザーローカル(3984)の株価チャート
その他、アマゾンジャパン関連株として人気を集めていたファイズ(9325)も1,000円以上値を下げ、6,360円で取引を終えています。一時は1万円を狙う勢いでしたが、あっという間に下落し、出来高も大分減ってしまいました。
ファイズ(9325)の株価チャート
日経平均株価とIPOの地合いは、必ずしもリンクするものではありませんが、地政学リスクが重しになっていることは否めませんね。
このままだと、これから新規上場する旅工房IPOとアセンテックIPOも、やや影響を受けるかもしれません。とにかく、少しでも早く地合いが回復して欲しいです。
話は変わりますが、IPOの新規承認がピタッと止まってしまいました。昨年は、5月の新規上場がゼロだったので、今年も5月はIPO閑散期になりそうです。
ただ、6月以降は再び盛り上がると思いますので、今のうちにまだ持っていない証券口座を開設して、6月以降のIPOに備えることをオススメします。
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