ウイルテック(7087)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の2月19日から開始されます。ウイルテックは東証2部の地味な銘柄なので、あまり注目されていないようです。
また、ウイルテックはきずなホールディングスとの同時上場という点も懸念材料ですね。
ウイルテック(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ウイルテック |
コード | 7087(サービス業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 野村證券 大和証券 みずほ証券 岩井コスモ証券 |
上場日 | 3月6日 |
仮条件決定日 | 2月18日(1,100円~1,200円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月19日から2月26日まで |
公開価格決定日 | 2月27日(1,200円に決定) |
申込期間 | 2月28日から3月4日まで |
公募 | 888,500株 |
売出し | 900,000株 |
OA | 268,100株 |
吸収金額 | 26,3億円 |
時価総額 | 77.5億円 |
想定価格 | 1,280円→公開価格:1,200円 |
初値価格 | 1,200円 |
ウイルテックIPOの事業内容
ウイルテックは、製造請負・製造派遣事業、機電系技術者派遣事業及び修理サービス事業を主たる事業とするマニュファクチャリングサポート事業を行っている企業です。
また、ウイルテックは主に建築・土木等の設計関連に秀でた技術を持つ人材を派遣する建設系技術者派遣事業も行っています。
さらに、ウイルテックはEMS事業(受託製造事業・電子部品卸売事業)、障がい者支援事業、畜産業、海外事業なども展開しています。
ウイルテックIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
IPOによる手取金の使途
- 子会社であるデバイス販売テクノ(株)須賀川工場移設(又は増設)及び機械装置に係る設備投資のために同社に貸し付ける資金
- 人事給与システムその他のシステム更新に係る設備投資資金
- マニュファクチャリングサポート事業の機電系技術者派遣事業のロボット関連への設備投資資金
- 事業拡大のための採用費用など事業を推進する上での経費および借入金の返済金の一部に充当
ウイルテックIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ウイルテックIPOの業績は、東証2部上場案件らしく、概ね堅調に推移しているようです。
ウイルテックのIPO評価
ウイルテックは、東証2部への新規上場なので、規模(吸収金額26.3億円)が大きいというわけではありません。
しかし、ウイルテックはきずなホールディングスとの同時上場なので、それでも需給面に不安があり、製造業に特化した派遣事業もIPOで人気とは言えません。
よって、ウイルテックのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。ウイルテックIPOは、公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
ウイルテックIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ウイルテックIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただ、SBI証券は抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるので、必ず申し込む予定です。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB検討中 |
---|---|
SBI証券 | BB参加 |
野村證券 | BB検討中 |
大和証券 | BB検討中 |
みずほ証券 | BB検討中 |
岩井コスモ証券 | BB検討中 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社