ウイングアーク1st(4432)IPOの実に三度目となる新規上場が承認されました。ウイングアーク1stは、3月16日に東京証券取引所1部市場へ新規上場する予定です。
また、ウイングアーク1st(4432)IPOの主幹事は野村證券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券が共同で務めることになっています。
ウイングアーク1st(4432)IPOは、これまでに二度IPO新規上場を中止しているので、三度目の正直といったところですね。
ウイングアーク1st(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ウイングアーク1st |
コード | 4432(情報・通信業) |
主幹事証券 | 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
幹事証券(委託含む) | モルガン・スタンレーMUFG証券 みずほ証券 SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 |
上場日 | 3月16日 |
仮条件決定日 | 3月1日(1,440円~1,590円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月1日から3月5日まで |
公開価格決定日 | 3月8日(1,590円に決定) |
申込期間 | 3月9日から3月12日まで |
公募 | 0株 |
売出し | 10,634,700株 (国内:4,709,500株 海外:5,925,200株) |
OA | 1,595,100株 |
吸収金額 | 182.2億円 (国内:93.9億円 海外:88.3億円) |
時価総額 | 464.9億円 |
想定価格 | 1,490円→公開価格:1,590円 |
初値価格 | 2,000円 |
↑ウイングアーク1st(4432)IPO幹事のSMBC日興証券↑
ウイングアーク1stのIPO概要
ウイングアーク1stは、帳票により業務の生産性向上や運用の合理化をサポートするために、帳票基盤ソリューション「SVF」や帳票クラウドサービス「SVF Cloud」などを提供しています。
また、ウイングアーク1stは企業内外に蓄積された膨大なデータを、誰もが必要なときに集計・分析、可視化できるBI製品・サービスとして、集計・分析プラットフォーム「Dr.Sum」や情報活用ダッシュボード「MotionBoard」などを提供しています。
ウイングアーク1stは、前身である「1stホールディングス株式会社」が、2013年に東証2部から上場廃止しているため、IPOで不人気な再上場案件になります。
また、ウイングアーク1stはヒューマンクリエイションホールディングスとの同時上場というだけでなく、公募株ゼロの売出株のみで、規模(吸収金額182.2億円)もあるため、需給面に不安があります。
規模(吸収金額182.2億円)は、前回(吸収金額281.1億円)よりもかなり小さくなっていて、東証1部としてはそこまで大きいわけではありませんが、それでも総合的に見て慎重に判断する必要がありそうですね。
ウイングアーク1stのIPO幹事団は、共同主幹事の野村證券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券をはじめ、SMBC日興証券やSBI証券など、前回と同じ顔触れになっています。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が共同主幹事なので、同グループのauカブコム証券が前回同様に委託幹事入りした場合、穴場になるかもしれませんね。←正式に決定しました!
ウイングアーク1stのIPO初値予想
ウイングアーク1stのIPO初値予想は、仮条件決定後(3月1日以降)に追記させていただきます。
1,440円⇒1,590円 (公開価格比:±0円)
(※大手予想会社の初値予想:1,590円~1,750円)
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