ジオコード(7357)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の11月9日から開始されます。ジオコードは規模の小ささから、需給面で注目されているようです。
ただ、主幹事はIPO抽選組が最も避けたいいちよし証券(抽選配分比率がたったの1%)というのが残念でなりませんね。
ジオコード(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ジオコード |
コード | 7357(サービス業) |
主幹事証券 | いちよし証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 東洋証券 楽天証券 松井証券 SBI証券 マネックス証券 極東証券 岩井コスモ証券 岡三証券 丸三証券 むさし証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 11月26日 |
仮条件決定日 | 11月5日(1,200円~1,250円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月9日から11月13日まで |
公開価格決定日 | 11月16日(1,250円に決定) |
申込期間 | 11月17日から11月20日まで |
公募 | 420,000株 (新株式発行:380,000株 自己株式の処分:40,000株) |
売出し | 250,000株 |
OA | 100,500株 |
吸収金額 | 9.6億円 |
時価総額 | 30.9億円 |
想定価格 | 1,250円→公開価格:1,250円 |
初値価格 | 3,025円 |
ジオコードIPOの事業内容
ジオコードは、顧客のWeb領域における課題を総合的に解決するWebマーケティング事業とクラウド型業務支援ツールをSaaS形態で提供するクラウド事業を展開しています。
Webマーケティング事業では、インターネット上のマーケティング活動には欠かせない「SEO対策」「Web広告」「Webサイト制作」を「一社完結」で提供することにより、顧客に対しWebマーケティング活動全体を俯瞰した分析や提案をして、課題解決に向けた適切なサービスの提供を行っています。
クラウド事業では、主に中堅・中小企業に対し、SaaS形態のクラウド型業務支援ツールとして、勤怠管理・交通費精算・経費精算ツール「ネクストICカード」と営業支援ツール「ネクストSFA」を提供しています。
ジオコードは、安定した収益基盤を確立することが重要であると考えており、一度限りの取引ではなく、顧客と長期的な関係を構築することが可能な一定の契約期間を設けた継続取引を中心に事業を展開しています。
ジオコードIPOの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 採用活動の強化に伴う関連費用
- 業務の効率化、IT運用管理強化のためのソフトウエア購入及びテレワーク環境整備のための投資
ジオコードIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ジオコードIPOの業績は概ね好調に推移していて問題なさそうです。
ジオコードのIPO評価
ジオコードは、吸収金額が想定価格ベースで9.6億円と小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もほぼ無いため、需給面で人気を集めると思います。
また、Webマーケティング事業はやや地味ですが、業績好調でクラウドというテーマ性もあるため、事業面でも一定の評価を得られそうです。
よって、ジオコードのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。ジオコードIPOは、初日値付かずも想定される強い初値形成になると予想しています。
ジオコードIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ジオコードIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨むつもりです。主幹事のいちよし証券をはじめ、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事もしっかりと申し込みたいと思います。
いちよし証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SMBC日興証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱い無し |
楽天証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
極東証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
丸三証券 | BB参加 |
むさし証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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