アララ(4015)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の11月4日から始まります。アララは、店舗専用の電子マネーが作成できる「point+plus」をはじめ、キャッシュレスサービスやメッセージングサービスなどを展開していることで注目されているようです。

また、アララはマザーズへの単独上場で、前後のIPOとも間隔が空いているため、スケジュールにも恵まれていますね。

アララ

アララ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名アララ
コード4015(情報・通信業)
主幹事証券SMBC日興証券
幹事証券(委託含む)大和証券
SBI証券
楽天証券
みずほ証券
松井証券
岡三オンライン証券
上場日11月19日
仮条件決定日11月2日(1,330円~1,400円に決定)
ブックビルディング期間11月4日から11月10日まで
公開価格決定日11月11日(1,400円に決定)
申込期間11月12日から11月17日まで
公募381,100株
売出し412,000株
OA118,900株
吸収金額12.6億円
時価総額84.8億円
想定価格1,385円
(想定仮条件1,300円~1,470円の平均価格)
→公開価格:1,400円
初値価格3,080円

SMBC日興証券 オンライントレード

アララIPOの事業内容

アララは、独自のハウス電子マネーやポイントを導入したい地域密着のスーパーマーケット等を顧客としたキャッシュレスサービス事業を行っています。

キャッシュレスサービス事業では、顧客である店舗や企業向けに、エンドユーザーが利用するハウス電子マネーやポイントをSaaS型の「point+plus」にて提供しています。

また、アララは一時に大量の電子メールを送付したい航空会社、金融機関、eコマースサイト、地方公共団体等を顧客としたメッセージングサービス事業も展開しています。

アララのメール配信システム「arara messaging solution」なら、メールマガジンやDM等、一斉に大量のメールを送る場合でも、遅延することなく、到達率の高いメール配信を行うことができます。

さらに、アララは個人情報を適切に管理したい金融機関や情報通信事業者等を顧客としたデータセキュリティサービス事業も行っています。

アララの「P-Pointer」なら、社内に散在する個人情報の検出から管理まで、社内ルールに従った運用をサポートし、情報漏洩を防ぐことができます。

アララは、その他にもAR(拡張現実)サービスとして、スマートフォンARアプリ「ARAPPLI」のサービス提供及び米国Facebook社が運営する「Facebook」や「Instagram」上で動作するカメラエフェクト「Spark AR」のコンテンツ制を受託開発として行っています。

アララIPOの事業系統図

アララの事業系統図

(※画像クリックで拡大)

IPOによる手取金の使途

  1. サーバ保守・運用等に関わる業務委託費用
  2. 「キャッシュレスサービス事業」及び「メッセージングサービス事業」におけるシステム投資
  3. 「キャッシュレスサービス事業」及び「メッセージングサービス事業」におけるマーケティング費用
  4. 業務効率化・迅速化に向けた経営管理システム投資費用
  5. システム開発人材を中心とした採用活動に向けた採用活動費用

アララIPOの業績

アララの業績

(※画像クリックで拡大)

アララIPOの売上は堅調に推移しており、利益も急伸していて好調そうですね。

アララのIPO評価

アララは、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株の多さが気になりますが、規模(吸収金額12.6億円)はそれほど大きくなく、日程にも恵まれているので、それでも需給面は良好だと思います。

また、アララは安定的な収益を獲得できるリカーリングビジネスを展開しており、キャッシュレスセキュリティというテーマ性でも注目されそうです。

よって、アララのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。アララIPOは初日値付かずも想定される強い初値形成になると予想しています。

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アララIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

アララIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨むつもりです。主幹事のSMBC日興証券をはじめ、SBI証券松井証券などの平幹事も全て申し込む予定です。

アララIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SMBC日興証券 (主幹事)BB参加
大和証券BB参加
SBI証券BB参加
楽天証券BB参加
みずほ証券BB参加
松井証券BB参加
岡三オンライン証券BB参加

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