SBI証券が主幹事を務めた新規株式公開(IPO)銘柄の株価を操作したため、金融庁から金融商品取引法に基づく業務停止処分を受けました。
これにより、今年はSBI証券のIPO取扱銘柄数が減少するのではと巷で噂になっています。
ただ、業務停止処分の期間は1月12日から1月18日までと短く、すでに停止期間を終了しているため、影響はほとんど無さそうに見えます。
しかし、たまたまかもしれませんが今年になってIPO新規承認されたVeritas In Silico(130A)とVRAIN Solution(135A)の幹事団にSBI証券は入っていません。
SBI証券は毎年ほぼ全てのIPOで幹事団入りしていることを考えると、影響を受けているようにも見えます。
いずれにしても、業務停止処分の期間は過ぎているので、SBI証券がこれから新規承認されるIPOの幹事団に、今までのように名を連ねるかどうかで影響の度合いが分かりそうです。
個人的には、SBI証券のIPO取扱銘柄数はそれほど減らないかもしれませんが、主幹事を務めるIPOは減りそうな気がします。
IPOの株価操作による業務停止処分だけに、主幹事証券としては敬遠されるのではと考えています。
ただでさえIPOは昨年後半から低迷しているので、これによるIPOへの悪影響が小さいことを願うばかりです。
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