ビーウィズ(9216)IPOのBB(ブックビルディング)が来週の2月14日から始まります。ビーウィズはコンタクトセンター・BPOサービスを提供しています。
ちなみに、ビーウィズはパソナグループ(2168)の子会社なので親子上場になります。
ビーウィズ(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ビーウィズ |
コード | 9216(サービス業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 野村證券 SMBC日興証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 |
上場日 | 3月2日 |
仮条件決定日 | 2月9日(1,400円~1,700円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月14日から2月18日 |
公開価格決定日 | 2月21日(1,400円に決定) |
申込期間 | 2月22日から2月28日まで |
公募 | 900,000株 |
売出し | 4,400,000株 |
OA | 795,000株 |
吸収金額 | 117億円 |
時価総額 | 263億円 |
想定価格 | 1,920円→公開価格:1,400円 |
初値価格 | 1,320円 |
ビーウィズIPOの事業内容
ビーウィズは自社開発のクラウドPBX「Omnia LINK(オムニアリンク)」等のデジタル技術を活用したコンタクトセンター・BPOサービスの提供、およびAI・DXソリューションの開発・販売をしています。
PBXとは「Private Branch eXchange」の略であり、企業で複数の電話機を連動させて利用する際に施設内に設置される電話交換機のことで、一般企業はもとよりコンタクトセンター運営には必要不可欠なシステムです。
Omnia LINK(オムニアリンク)の特徴は基本的な電話の受発信機能を備えながら、通話音声のリアルタイムテキスト化や、AIによる自然言語処理を用いたFAQレコメンデーション等、付加価値の高い機能を提供しています。
IPOによる手取金の使途
- 新拠点の開設及び増床、並びにネットワーク・ファシリティ投資への設備資金
- AI・DXソリューション開発としてOmnia LINKの機能拡充やサービス領域の拡大を図るためのソフトウェア開発の費用
- 上記設備資金に該当しないAI・DXソリューションにかかるソフトウェア開発の費用
- AI・DX人材投資として、当社グループの事業活動のデジタル化を推進する専門人材の採用、人件費及び組織のデジタルリテラシー向上を目的とした研修受講等の教育のために充当
ビーウィズIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ビーウィズIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。
ビーウィズのIPO評価
ビーウィズは東証1部への新規上場なので、規模(吸収金額117億円)が大きいというほどではありません。
しかし、今はとにもかくにも地合いが悪いため、それでもこの規模では警戒されると思います。また、親子上場という点も昔ほどではないものの懸念材料です。
ただ、ビーウィズはクラウドというテーマ性があるため、事業面で一定の評価を得られるかもしれません。
よって、ビーウィズのIPO評価はDが妥当だと考えています。ビーウィズIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想していますが、公開価格を割れる可能性もありそうです。
ビーウィズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ビーウィズIPOのBB(ブックビルディング)は今のところ見送るつもりです。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込みます。
みずほ証券 (主幹事) | BB不参加 |
---|---|
大和証券 | BB不参加 |
野村證券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB不参加 |
マネックス証券 | BB不参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社