ビジネスコーチ(9562)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の10月4日から開始されます。ビジネスコーチはビジネスコーチングを中心としたサービスを提供しています。
ビジネスコーチは単独上場で、その後のIPOとも間隔が空いているので、スケジュールには恵まれていますね。
ビジネスコーチ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ビジネスコーチ |
コード | 9562(サービス業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 岡三証券 マネックス証券 楽天証券 岡三オンライン |
上場日 | 10月20日 |
仮条件決定日 | 10月3日(1,910円~2,070円に決定) |
ブックビルディング期間 | 10月4日から10月11日 |
公開価格決定日 | 10月12日(2,070円に決定) |
申込期間 | 10月13日から10月18日まで |
公募 | 136,000株 |
売出し | 129,900株 |
OA | 39,800株 |
吸収金額 | 6.3億円 |
時価総額 | 22.9億円 |
想定価格 | 2,070円→公開価格:2,070円 |
初値価格 | 4,155円 |
ビジネスコーチIPOの事業内容
ビジネスコーチは、ビジネスコーチングを中心とした人材開発事業を主な事業として展開しており、人と組織の生産性向上支援に向けた最適なビジネスコーチングを提供しています。
ちなみに、ビジネスコーチングとはビジネスパーソンのビジネス目標を達成するために、クライアント(人と組織)の行動変容を支援するサービスです。
ビジネスコーチングには、一人のコーチが一人のコーチング対象者(クライアント)に対してコーチングを実施する1対1型サービスと、一人のコーチがクライアントのグループに対してコーチングする1対n型サービスがあります。
ビジネスコーチは、その他にもマイクロラーニング(コーチング動画のe-learning)、クラウドコーチング(コーチングコミュニケーション・記録・管理システム)、人事コンサルティング(プロフェッショナルによる実行支援)などを提供しています。
ビジネスコーチでは、今期より開発を開始したコーチングのAI分析が、クライアントとコーチのマッチング精度の向上やコーチングのプロセス分析に有効であると期待されており、AI分析の実装後はさらに効果的なビジネスコーチングを提供できる予定です。
IPOによる手取金の使途
- 人件費
- クラウドコーチングシステム追加開発費
- コーチの品質向上に資する本社設備の設置費
ビジネスコーチIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ビジネスコーチIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。
ビジネスコーチのIPO評価
ビジネスコーチは規模(吸収金額6.3億円)が小さくて、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、需給面で注目されると思います。
また、ビジネスコーチングは目新しく、業績も好調に推移していることから、事業面でも関心を集めそうです。
よって、ビジネスコーチのIPO評価はBが妥当だと考えています。ビジネスコーチIPOは公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
ビジネスコーチIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ビジネスコーチIPOのBB(ブックビルディング)は積極的に参加する予定です。主幹事のSMBC日興証券はもとより、マネックス証券や楽天証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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