Chatwork(4448)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の9月3日から開始されます。
Chatworkは、働き方改革にもつながると期待されるビジネスチャットツール「Chatwork」を提供していることで注目されているようです。
ただ、Chatworkはマザーズにしては規模が大きいため、需給面では警戒されそうですね。
Chatwork(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | Chatwork |
コード | 4448 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 松井証券 |
上場日 | 9月24日 |
仮条件決定日 | 9月3日(1,440円~1,600円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月5日から9月11日まで |
公開価格決定日 | 9月12日(1,600円に決定) |
申込期間 | 9月13日から9月19日まで |
公募 | 600,000株 |
売出し | 7,900,000株 |
OA | 1,275,000株 |
吸収金額 | 156.9億円 |
時価総額 | 587.4億円 |
想定価格 | 1,605円→公開価格:1,600円 |
初値価格 | 1,480円 |
ChatworkのIPO事業内容
Chatworkは、ビジネスチャットツール「Chatwork」の開発及びサービスの提供や、「Chatwork」をサービスプラットフォームとして活用した各種サービスの提供を行っています。
ビジネスチャットツール「Chatwork」は、2011年3月のリリース以降着実に導入企業とユーザー数を拡大しています。
Chatwork利用企業数等の状況
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また、「Chatwork」はSaaS(Software as a Service)形式でサービスを提供しており、有料プランについてはサブスクリプション型課金モデル(定額利用料金)になっています。
Chatworkのプラン別機能・料金体系
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さらに、Chatworkは「Chatwork アシスタント」「Chatwork 助成金診断」「Chatwork 電話代行」といったChatwork関連サービスを提供しており、ESET(イーセット)セキュリティソフトの販売も行っています。
Chatwork(4448)IPOの業績
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Chatworkの売上は右肩上がりで伸びており、利益も黒字転換しているので、今後に期待できそうです。
ChatworkのIPO評価
Chatworkは、大型(吸収金額156.9億円)というだけでなく、売出株(7,900,000株)が公募株(600,000株)の10倍以上もあるため、ベンチャーキャピタルの出口案件として警戒されると思います。
ただ、ビジネスチャットツール「Chatwork」は独自性があり、働き方改革というテーマ性でも関心を集めそうです。
よって、ChatworkのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。Chatwork(4448)IPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
Chatwork(4448)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
Chatwork(4448)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で参加する予定です。
Chatwork(4448)IPOは当選枚数が多いので、主幹事の大和証券ならチャンス当選も含めて期待できそうです。
また、楽天証券と松井証券はIPOで幹事になるケースが増えているので、穴場になるかもしれませんね。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
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