サークレイス(5029)IPOのBB(ブックビルディング)が翌週の3月28日から開始されます。
サークレイスはDX(デジタルトランスフォーメーション)に関するコンサルティングなどを行っています。
サークレイスは前後のIPOとほど良く間隔が空いているので、スケジュールに恵まれていますね。
サークレイス(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | サークレイス |
コード | 5029(情報・通信業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 SMBC日興証券 みずほ証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 いちよし証券 |
上場日 | 4月12日 |
仮条件決定日 | 3月24日(680円~720円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月28日から4月1日 |
公開価格決定日 | 4月4日(720円に決定) |
申込期間 | 4月5日から4月8日まで |
公募 | 750,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 112,500株 |
吸収金額 | 6.1億円 |
時価総額 | 29.1億円 |
想定価格 | 710円→公開価格:720円 |
初値価格 | 2,320円 |
サークレイスIPOの事業内容
サークレイスはクラウド活用による攻めのIT投資領域(DX推進などによる企業価値向上を目的としたIT投資領域)に特化したコンサルティングサービスを提供しています。
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また、サークレイスはSalesforceプラットフォームやAnaplanなど、自社取り扱いのクラウド製品に関する導入・運用・保守・定着化を支援しています。
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さらに、サークレイスは統合型デジタルコミュニケーション・プラットフォーム「Circlace®」など、非基幹系領域の便利で高機能なSaaS製品を開発・販売も行っています。
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サークレイスはコンサルティング、システム開発、カスタマーサクセスサービスまでの一気通貫サービスによる途切れの無い高品質なサービスを提供することにより、他社との差別化を図っています。
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IPOによる手取金の使途
- エンジニアを確保するための人員増強費
- 財務基盤の更なる強化に向けた金融機関からの借入金の返済
- 本社オフィス移転に伴う建物付属設備及び工具、器具及び備品
- 当社の事業成長を支えるITインフラの構築、強化及び今後の人員計画に基づく人員増に伴う業務に必要なPCレンタル料・ソフトウェア利用料
- 教育費
- 人員採用を目的とした媒体への露出費用、入社に伴い発生する紹介手数料などの採用費
- 広告宣伝費
サークレイスIPOの業績
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サークレイスIPOの売上は堅調に推移していますが、利益はかなりバラついています。
サークレイスのIPO評価
サークレイスはグロースへの単独上場で規模(吸収金額6.1億円)が小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もないため、需給面で人気を集めると思います。
また、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業はやや食傷気味ではありますが、それでも根強い人気があるため、事業面でも注目されそうです。
よって、サークレイスのIPO評価はAが妥当だと考えています。サークレイスIPOは公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。
サークレイスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
サークレイスIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨むつもりです。主幹事の大和証券はもとより、SMBC日興証券や松井証券などの平幹事も全て申し込む予定です。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
野村證券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
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