昨年(2020年)、コロナの影響で新規上場を中止していたサイバートラスト(4498)IPOの改めての新規上場が承認されました。サイバートラストIPOは、4月15日に東証マザーズ市場へ新規上場する予定です。

また、サイバートラストIPOの主幹事は前回と同じくみずほ証券が務めることになっています。

サイバートラストIPOは、もともと昨年の4月17日に新規上場する予定だったので、ほぼ1年の期間を経ての仕切り直し上場になります。

サイバートラスト

サイバートラスト(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名サイバートラスト
コード4498(情報・通信業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)大和証券
SBI証券
いちよし証券
楽天証券
上場日4月15日
仮条件決定日3月29日(1,600円~1,660円に決定)
ブックビルディング期間3月31日から4月5日まで
公開価格決定日4月6日(1,660円に決定)
申込期間4月7日から4月12日まで
公募250,000株
売出し300,000株
OA82,500株
吸収金額10.5億円
時価総額64.9億円
想定価格1,660円→公開価格:1,660円
初値価格6,900円

SBI証券[旧イー・トレード証券]
サイバートラストIPO幹事のSBI証券

サイバートラストIPOの概要

サイバートラストIPOは、日本初で国内最長の運用実績を持つ商用電子認証局として、20年以上にわたりSSL/TLSサーバー証明書やクライアント証明書をはじめ、ウェブセキュリティサービス、脆弱性診断サービスなど、情報セキュリティサービスを総合的に提供しています。

また、サイバートラストIPOは組込みと電子認証の技術を融合して、機器の製造段階から脆弱性の低減や脅威への対策を考慮してセキュリティを実装する仕組みや、更新ソフトウェアが安全に配信される仕組みなど、IoTデバイスの安心・安全な利用を実現する認証基盤も提供しています。

さらに、サイバートラストIPOはLinux OS「MIRACLE LINUX」や統合監視ツール「MIRACLE ZBX」など、オープンソースソフトウェアを主軸にした事業も展開しています。

ちなみに、サイバートラストIPOはSBテクノロジー(4726)の子会社なので親子上場になります。

サイバートラストIPOは、昨年と比べて公募株が150,000株から250,000株、売出株が200,000株から300,000株、OA株が52,500株から82,500株に増えていて、想定価格も1,150円から1,660円にアップしているため、吸収金額も4.6億円から10.5億円へと大きくなっています。

ただ、サイバートラストIPOはそれでも規模が小さく、情報セキュリティサービス事業も根強い人気があるので注目されそうです。

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サイバートラストIPOの幹事団は、主幹事のみずほ証券を中心に、SBI証券楽天証券などの5社で構成されています。


楽天証券のIPOは100%平等抽選

サイバートラストIPOの初値予想

サイバートラストIPOの初値予想は、仮条件決定後(3月29日以降)に追記させていただきます。

4,500円 (想定価格比:+2,840円)

(※大手予想会社の初値予想:3,000円~3,500円)


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