大英産業(2974)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の5月20日から始まります。大英産業は6月のIPO第一弾ではありますが、地方市場(福岡証券取引所)への新規上場なので、あまり注目されていないようです。
ただ、大英産業は前後のIPOと程良く間隔が空いているので、スケジュールには恵まれていますね。
大英産業(福証IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 大英産業 |
コード | 2974 |
主幹事証券 | エイチ・エス証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 岡三証券 SBI証券 FFG証券 西日本シティTT証券 マネックス証券 ひろぎん証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 6月4日 |
仮条件決定日 | 5月16日(1,420円~1,520円に決定) |
ブックビルディング期間 | 5月20日から5月24日まで |
公開価格決定日 | 5月27日(1,520円に決定) |
申込期間 | 5月28日から5月31日まで |
公募 | 312,000株 |
売出し | 123,000株 |
OA | 15,000株 |
吸収金額 | 6.8億円 |
時価総額 | 48.8億円 |
想定価格 | 1,500円→公開価格:1,520円 |
初値価格 | 1,330円 |
大英産業IPOの事業内容
大英産業は、「元気な街、心豊かな暮らし」を経営理念に掲げながら、北九州市を中心にマンション事業や住宅事業を行っている総合住宅不動産会社です。
マンション事業では、マンション分譲事業、賃貸マンション販売事業、タウンハウス分譲事業、マンション総合管理事業の4つの事業を展開しています。
なかでも、主力事業の自社ブランド「サンパーク」を冠した新築の「マンション分譲事業」では、九州・山口販売ランキングNo.2(2018年1月~12月:住宅流通新報社調べ)を獲得しています。
住宅事業では、分譲住宅事業、注文住宅事業、不動産流通事業、土地分譲事業の4つの事業を展開しています。
なかでも、主力事業の自社ブランド「サンコート」を冠した新築一戸建ての「分譲住宅事業」では、北九州エリアで累計2,545戸(平成30年9月末時点)の住宅供給実績を誇っています。
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大英産業IPOの業績
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大英産業IPOの業績は概ね堅調に推移しているようですが、今期はやや厳しそうな気配ですね。
大英産業のIPO評価
大英産業は、規模(吸収金額6.8億円)が小さく感じますが、地方市場(福岡証券取引所)ということを考えると、小型とは言い切れないかもしれません。
また、地方市場(福岡証券取引所)は注目度が低く、不動産事業はIPOで人気になりにくい点も気掛かりです。
よって、大英産業のIPO評価は、Dが妥当だと考えています。大英産業IPOは、公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
大英産業IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大英産業IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。もし参加する場合は、主幹事のエイチ・エス証券を中心に、SMBC日興証券やマネックス証券など、一部の証券会社から申し込むつもりです。
エイチ・エス証券 (主幹事) | 検討中 |
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SMBC日興証券 | 検討中 |
岡三証券 | 検討中 |
SBI証券 | 検討中 |
FFG証券 | 口座なし |
西日本シティTT証券 | 口座なし |
マネックス証券 | 検討中 |
ひろぎん証券 | 口座なし |
岡三オンライン証券 | 検討中 |
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