イーディーピー(7794)IPOのBB(ブックビルディング)が来週の6月10日からスタートします。イーディーピーは人工宝石に必要なダイヤモンド単結晶を製造・販売しています。

イーディーピーは大型なサンウェルズとの同時上場になるので、資金分散の影響が気になりますね。

イーディーピー

イーディーピー(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名イーディーピー
コード7794(その他製品)
主幹事証券SMBC日興証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
丸三証券
野村證券
楽天証券
マネックス証券
大和証券
岡三証券
岡三オンライン
上場日6月27日
仮条件決定日6月9日(4,500円~5,000円に決定)
ブックビルディング期間6月10日から6月16日
公開価格決定日6月17日(5,000円に決定)
申込期間6月20日から6月23日まで
公募360,000株
売出し69,000株
OA64,300株
吸収金額22.2億円
時価総額114.5億円
想定価格4,500円→公開価格:5,000円
初値価格8,200円

SMBC日興証券 オンライントレード

イーディーピーIPOの事業内容

イーディーピーはダイヤモンドの単結晶をガスから成長させる人工的な手法で製作し、これを電子材料の分野などへ工業材料として販売しています。

イーディーピーのダイヤモンドは形状が板状であることが大きな特徴で、イーディーピーが採用する気相合成法以外の他の製造手法や競合他社に比べ、大型の単結晶が製造できるという優位性を持っています。

現在では、人工宝石(Laboratory Grown Diamond)生産に用いる元となる種結晶、ダイヤモンドを半導体材料として様々なデバイスへ使うための基板、高発熱のデバイスを冷やすための材料、原子レベルまでの精度が要求される精密加工切削工具等の分野において利用されています。

イーディーピーIPOの製品分野別販売実績

イーディーピーIPOの製品分野別販売実績

(※画像クリックで拡大)

イーディーピーは人工宝石を製造する手法の一つである気相合成法において、宝石を成長するための元となる「種結晶」を主要製品として販売しています。

種結晶は直接もしくは商社を通じて人工宝石製造会社等に供給し、そこでできた宝石は、直接もしくは宝石販売会社等を通じて消費者に販売されいます。

イーディーピーIPOの事業系統図

イーディーピーの事業系統図

(※画像クリックで拡大)

IPOによる手取金の使途

  1. 設備資金に充当

イーディーピーIPOの業績

イーディーピーの業績

(※画像クリックで拡大)

イーディーピーIPOの売上は右肩上がりで伸びており、利益も急伸していて好調そうです。

イーディーピーのIPO評価

イーディーピーはIPOラッシュ中でのサンウェルズとの同時上場というだけでなく、値がさで規模(吸収金額22.2億円)もそれなりにあるため、需給面に不安があります。

しかし、イーディーピーは人工宝石の元(種結晶)というユニークな事業を展開していて業績も良いため、事業面で関心を集めるかもしれません。

よって、イーディーピーのIPO評価はCが妥当だと考えています。イーディーピーIPOは今のところ公開価格をやや上回ったところで初値形成すると予想しています。

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イーディーピーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

イーディーピーIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。値がさだけにリスクも高めなので、資金と相談しながら締切り直前まで悩んで決めるつもりです。

イーディーピーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SMBC日興証券 (主幹事)BB検討中
SBI証券BB参加
丸三証券BB検討中
野村證券BB検討中
楽天証券BB検討中
マネックス証券BB検討中
大和証券BB検討中
岡三証券BB不参加
岡三オンラインBB検討中

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