ジャパンワランティサポート(7386)IPOのBB(ブックビルディング)が翌月の6月7日から開始されます。ジャパンワランティサポートは住宅設備の長期保証などを行っています。
ジャパンワランティサポートは4社同時上場になるので、資金分散の影響が気掛かりですね。
ジャパンワランティサポート(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ジャパンワランティサポート |
コード | 7386(その他金融業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 野村證券 東海東京証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 DMM.com証券 |
上場日 | 6月23日 |
仮条件決定日 | 6月3日(1,500円~1,640円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月7日から6月13日 |
公開価格決定日 | 6月14日(1,640円に決定) |
申込期間 | 6月15日から6月20日まで |
公募 | 97,000株 |
売出し | 543,000株 |
OA | 96,000株 |
吸収金額 | 12.1億円 |
時価総額 | 34.4億円 |
想定価格 | 1,640円→公開価格:1,640円 |
初値価格 | 1,480円 |
ジャパンワランティサポートIPOの事業内容
ジャパンワランティサポートは創業から現在に至るまで一貫して家電や住宅設備機器を製造又は販売する住宅設備供給事業者と提携し、住宅設備機器の延長保証事業を展開しています。
延長保証事業では、住宅設備機器の故障による修理対応や不具合の解決をサポートする「あんしん修理サポート」を運営しています。
あんしん修理サポートは給湯器、キッチン、バス、トイレ等家中の住宅設備機器の故障を最長10年間にわたり保証する延長保証サービスです。
また、ジャパンワランティサポートは鍵の紛失や水回りのトラブル、突発的なガラスの破損に対して緊急駆け付けを行うあんしん住宅サポート24hも運営しています。
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さらに、ジャパンワランティサポートは中古住宅設備の延長保証を行うリユース修理サポートも提供しています。
ジャパンワランティサポートは事業拡大を計るKPIとして「有効会員数」を目標値として設定しており、2022年4月末現在において有効会員数は約126万件であり、2023年9月期までに150万件を目指しています。
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IPOによる手取金の使途
- 修理データの分析のための環境整備に伴うシステム投資資金
- AI導入(修理受付、修理予測、その他業務フロー改善)に伴うシステム投資資金
- DX推進に伴う全社DXロードマップ作成に伴う資金
- 全社的なDX推進や事業拡大、IR拡大に伴いDX、法務、IRについての専門的知識を持った人材の採用費、人件費
ジャパンワランティサポートIPOの業績
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ジャパンワランティサポートIPOの売上は右肩上がりで伸びており、利益も堅調に推移しているようです。
ジャパンワランティサポートのIPO評価
ジャパンワランティサポートの規模(吸収金額12.1億円)はさほど大きくなく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たりません。
しかし、住宅設備の長期保証事業は目新しさに欠けるため、業績が良くても注目度は低そうです。
また、ジャパンワランティサポートは4社同時上場というだけでなく、親子上場(ジャパンベストレスキューシステム(2453)の子会社)というのも少し気になります。
よって、ジャパンワランティサポートのIPO評価はCが妥当だと考えています。
ジャパンワランティサポートIPOは今のところ公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
ジャパンワランティサポートIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ジャパンワランティサポートIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただ、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込むつもりです。
みずほ証券 (主幹事) | BB検討中 |
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大和証券 | BB検討中 |
野村證券 | BB検討中 |
東海東京証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB検討中 |
マネックス証券 | BB検討中 |
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