マイクロ波化学(9227)IPOのBB(ブックビルディング)が翌月の6月9日から開始されます。

マイクロ波化学はマイクロ波技術を活用して、国内外の化学メーカを中心としたものづくり企業と提携し、さまざまな製品開発を進めている研究開発型ベンチャー企業です。

マイクロ波化学はIPOラッシュ中の新規上場になりますが、単独上場なので日程には恵まれているほうですね。

マイクロ波化学

マイクロ波化学(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名マイクロ波化学
コード9227(サービス業)
主幹事証券SMBC日興証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
楽天証券
auカブコム証券
SBIネオトレード証券
上場日6月24日
仮条件決定日6月8日(580円~605円に決定)
ブックビルディング期間6月9日から6月15日
公開価格決定日6月16日(605円に決定)
申込期間6月17日から6月22日まで
公募1,700,000株
(国内:951,700株
海外:748,300株)
売出し1,331,900株
(国内:745,700株
海外:586,200株)
OA454,700株
吸収金額20.2億円
(国内:12.5億円
海外:7.7億円)
時価総額87.8億円
想定価格580円→公開価格:605円
初値価格550円

SMBC日興証券 オンライントレード

マイクロ波化学IPOの事業内容

マイクロ波化学はマイクロ波技術プラットフォームを用いることで、化学・エネルギー産業における多様な課題に対して最適なソリューションを提供しています。

マイクロ波化学の技術を工場に導入することで、「省エネルギー」「高効率」はもちろん、工場に必要な用地も圧倒的に小さくなり、製造コストの大幅な低減を実現します。

マイクロ波がもたらすイノベーション

(※画像クリックで拡大)

また、マイクロ波化学の技術によって、これまで製造することができなかった新しい素材や高品質材料の開発が可能になります。

マイクロ波化学の製品の実例

(※画像クリックで拡大)

マイクロ波化学は顧客の課題解決を目指して研究開発を行う研究開発会社としての側面と、マイクロ波プロセスを設計して反応器を納入するエンジニアリング会社的な側面を併せ持っています。

マイクロ波化学の事業概要

(※画像クリックで拡大)

マイクロ波化学はマイクロ波をカーボンニュートラルの実現に向けたキーテクノロジーとして、あらゆる化学プロセスへのマイクロ波技術導⼊を推進しています。

マイクロ波は電気由来のエネルギーであるため、必要なエネルギーを化⽯資源ではなく再⽣可能エネルギー電気を⽤いて供給することができるため、大幅な二酸化炭素削減が可能となります。

IPOによる手取金の使途

  1. 返済期限が到来する借入金に充当
  2. 設備投資資金

マイクロ波化学IPOの業績

マイクロ波化学の業績

(※画像クリックで拡大)

マイクロ波化学IPOの売上はバラついていて、利益も今期黒字になるかどうかといった感じなので、まだまだ厳しそうです。

マイクロ波化学のIPO評価

マイクロ波化学は単独上場で欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダ除く)への販売も予定されていますが、それなりの規模(吸収金額20.2億円)でVC(ベンチャーキャピタル)の保有株の多さも気になります。

ただ、マイクロ波化学はマイクロ波という独自性のある事業を展開していて、脱炭素というテーマ性もあるため、事業面で一定の評価を得られそうです。

よって、マイクロ波化学のIPO評価はCが妥当だと考えています。マイクロ波化学IPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

にほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へ
にほんブログ村

マイクロ波化学IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

マイクロ波化学IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ参加するつもりです。主幹事のSMBC日興証券だけでなく、SBI証券楽天証券などの平幹事も申し込む予定です。

マイクロ波化学IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SMBC日興証券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB参加
楽天証券BB参加
auカブコム証券BB参加

管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社


IPO・新規公開株ランキング