ジーニー(6562)IPOは、新規上場候補の銘柄としてよく取り上げられていたので、注目度や期待度は高いと思います。
ただ、ジーニーIPOは4社同時上場で、規模(吸収金額18.4億円)もそこそこあるため、資金分散の影響が気になります。
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ジーニーIPOの仮条件
1,220円~1,350円
ジーニーIPOの仮条件は、想定価格の1,220円を下限に上方へ拡げて設定されています。ジーニーIPOは、注目度ほど評価は高くなさそうでしたが、それでも意外と強気な仮条件になっています。
ちなみに、ジーニーIPOの公開価格が仮条件の上限(1,350円)で決まると、吸収金額は18.4億円から20.3億円にアップするので、さらに重くなりますね。
ジーニーIPOの初値予想
2,030円⇒2,700円 (公開価格比:+1,350円)
(※大手予想会社の初値予想:2,000円~2,300円)
インターネットメディア広告の収益最大化を図るアドテクノロジー事業はIPO向きで、株主にソフトバンクグループが名を連ねている点でも関心を集めそうです。
ただ、ジーニーIPOは4社同時上場で、前営業日に上場するイオレIPOが初日値付かずになると、実質的な5社同時上場になる可能性があります。
また、ジーニーIPOはやや規模(吸収金額18.4億円)が大きく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多い点が気になります。
よって、ジーニーIPOはVC(ベンチャーキャピタル)のロックアップが解除される公開価格の1.5倍を目安に初値形成すると予想しています。
ジーニーIPOの幹事団
主幹事証券 | 野村證券 |
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幹事証券 | SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 大和証券 SMBC日興証券 いちよし証券 カブドットコム証券 |
ジーニーIPOは、そこそこの規模なので当選枚数もそこそこあるため、主幹事の野村證券は期待度も高まります。また、平幹事で一番抽選配分数の多そうなSBI証券も要チェックです。
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