GMOフィナンシャルゲート(4051)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の4月14日から開始されます。
GMOフィナンシャルゲートは、様々な決済サービス関連事業を展開していることで注目されている企業です。
上場のタイミングさえ良ければそれなりに人気を集めそうな銘柄ですが、とにもかくにも地合いが悪いため、少しでも地合いが良くなることを祈るしかないですね。
※上場中止になりました!
GMOフィナンシャルゲート(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | GMOフィナンシャルゲート |
コード | 4051(情報・通信業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 みずほ証券 いちよし証券 丸三証券 |
上場日 | 4月30日(上場中止) |
仮条件決定日 | 4月10日 |
ブックビルディング期間 | 4月14日から4月20日まで |
公開価格決定日 | 4月21日 |
申込期間 | 4月22日から4月27日まで |
公募 | 240,000株 |
売出し | 209,800株 |
OA | 67,400株 |
吸収金額 | 12.5億円 |
時価総額 | 92.8億円 |
想定価格 | 2,420円 |
初値価格 | 上場中止 |
GMOフィナンシャルゲートIPOの事業内容
GMOフィナンシャルゲートは、親会社であるGMOペイメントゲートウェイ連結企業群の中で唯一対面決済を事業領域としています。
GMOフィナンシャルゲートは対面決済専業の会社として、クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済等の消費者ニーズに合わせた様々な決済手段を提供しています。
また、GMOフィナンシャルゲートは労働人口減少という環境変化に鑑みて、省人化・無人化に寄与する組込型決済端末の提供も開始しています。
さらに、GMOフィナンシャルゲートは決済デバイス、決済センター、入金業務までをワンストップで提供可能なため、事業者の環境に合わせて最適な決済ソリューションを提供しています。
GMOフィナンシャルゲートは、ポイント決済・QRコード決済・ウォレット決済・プリペイドカード決済事業者など、加盟店開拓と決済サービス提供をコアビジネスとする複数企業と提携することで、決済端末の設置拡大を進めています。
また、GMOフィナンシャルゲートは国内キャッシュレス比率向上に資する業界トッププレイヤーとのアライアンスによって、次世代プラットフォーム(広範な決済処理サービスと決済ネットワークサービス)をワンストップかつローコストで提供しています。
GMOフィナンシャルゲートはUnattended Market(=自動販売・サービス機市場の総称)の推進に取り組んでおり、社内にある自動販売機やコーヒーマシンなどの支払いが、社員証ひとつで可能になる新サービス「「オフィスペイ® byGMO」を2019年12月から提供開始しています。
IPOによる手取金の使途
- 決済システムの能力増強等に対応するためのシステム投資(当社による当社子会社への投融資を通じて充当する予定)
- 新規サービスの開発投資資金
- 業務系システムの処理能力を増強するため等のシステム投資
GOMフィナンシャルゲートIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
GOMフィナンシャルゲートIPOの業績は右肩上がりで伸びていて、今後の成長性も期待できそうです。
GOMフィナンシャルゲートのIPO評価
GMOフィナンシャルゲートは親子上場(GMOペイメントゲートウェイの子会社)になりますが、4月最後のIPOで、規模(吸収金額12.5億円)もそれほど大きくなため、需給面は悪くありません。
また、決済サービス事業はタイムリーで、キャッシュレスというテーマ性もあるため、事業面でも関心を集めそうです。
しかし、今は何と言っても地合いが割るため、通常時よりは評価を下げざる終えない状況です。
よって、GMOフィナンシャルゲートのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。GMOフィナンシャルゲートIPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
GMOフィナンシャルゲートIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
GMOフィナンシャルゲートIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。主幹事の大和証券をはじめ、SMBC日興証券や丸三証券などの平幹事も申し込む予定です。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
丸三証券 | BB参加 |
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